School of International Liberal Studies早稲田大学 国際教養学部

その他

(在学生の活動報告)中国昆明市での日中交流

小林 明日香

大学生活最後の夏休みの1週間を使って、9月12日~9月18日まで国際交流基金日中交流センターの大学生交流事業である「中国ふれあいの場」事業に参加しました。この事業は日本人と接する機会が少ない中国の地方都市において、日本について知ってもらうためのイベントを開催することによって、日本と中国の交流を促進することを目的としているものです。

私は早稲田大学の女子学生6人で構成された「わせじょーず2018」の一員として、「フォトジェニック」をコンセプトにした日本の夏祭りを行う企画に応募して採用され、中国雲南省の昆明市で、浴衣・制服体験、ヨーヨー釣り・スーパーボールすくい、日本語カフェ、おにぎり・味噌汁・チョコバナナの食べ物コーナー、お守り作り体験・食品サンプル作りのワークショップ、アンケート回収兼抽選会という合計7つのブースを展開するイベントを実施しました。どのブースもイベント開始直後から大盛況となり、常に多くのお客さんで賑わいました。なかでも印象に残ったのは、日本人学生が交代で来場者と自由に話をする「日本語カフェ」で、昆明では日本人と話す機会が少ないためか、日中関係についての意見から日本人の学生生活や余暇の過ごし方まで多種多様な質問が殺到しました。戸惑うこともありましたが、多くの中国人が日本に興味を持ってくれていることが実感できて嬉しかったです。最終的には1日で約600人がイベントに来場し、いつか日本を訪れたいと言ってくれる人もいて、楽しみながら日本について知ってもらえたのではないかと思います。

また、イベントの開催日以外の日には、雲南民族大学と雲南師範大学の日本語学科の学生に出張授業を行ないました。アイスブレークとして授業の最初に「人間知恵の輪」をして学生との距離を縮めてから、教科書には載っていない実用的な日本語の単語やフレーズをゲームにして教えました。最後に折り紙で手裏剣を作る時間や質問コーナーを作り中国人学生との交流もはかることができました。

その他にも滞在中にはいくつかのフィールドワークを行ない、少数民族について学ぶことができる雲南民族村や市内のお寺にも足を運んで、伝統衣装の体験やお寺での礼儀作法を教えてもらうこともできました。現地のレストランやスーパーマーケットにも行き、日本とは異なる現地の方の生活を垣間見ることができました。1週間の滞在期間中、雲南師範大学の日本語学科の学生が常に行動を共にしてくれたおかげで日本語・英語が全く通じない場所でもイベントや出張授業のほか、移動や食事も問題なくできました。同年代だからこその共通の話題も多く、真面目な話からプライベートな話までできたことで、仲も深まりお互いについてよく知ることができたと思います。

今回の中国への渡航は「わせじょーず2018」のメンバー全員が初めてで、そのなかでゼロから企画を立案し、数カ月の準備の末に実行するまでに多くの不安や苦労がありました。しかし、一緒に行動してくれた現地の学生の助けもあり、イベントもそれ以外の活動も大きな成功を収めることができました。観光だけでは知り得ない中国における人々の日常生活を知ることで、滞在前に中国に対して持っていたイメージが大きく変わり、自分の目で見て体験することの重要性を再認識できた経験になりました。日中交流の大切さを理解して、今後も積極的な交流を深めるとともに、あらためて日本のことをもっと国外に発信していきたいと感じました。

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