2017年6月21日、日本を公式訪問中(6月19-22日)のギニア共和国のアルフ
ァ・コンデ大統領(AU(アフリカ連合)議長)が、本学の片岡貞治国際学術院
教授の肝煎りで、本学を訪問致しました。
冒頭、鎌田薫総長への表敬訪問が行われました(森田典正国際担当理事等同
席)。同懇談で、コンデ大統領は、本学の長きにわたる歴史や約5,000名とい
う留学生数について感心されるとともに、本学の提供する様々な英語学位プロ
グラムや奨学金制度について総長と熱心に意見交換を行いました。
さらに、コンデ大統領は小野記念講堂にて「アフリカのチャレンジと日本」
(司会:片岡貞治教授)をテーマに講演会を行いました。会場を埋め尽くした
聴衆からは特に日・アフリカ関係に関する質問が多くなされました。パリ大学
教授でもあったコンデ大統領からは、アフリカが直面する開発問題の解決方法
から、アフリカ諸国の団結の必要性、アフリカ諸国に対する日本の支援の重要
性、AU(アフリカ連合)が今後果たすべき政治的役割などに加え、大統領ご自
身の学生時代の思い出まで、多岐にわたるテーマについて情熱を込めてご講演
いただきました。
コンデ大統領は、分刻みの多忙なスケジュールにも関わらず、講演会を予定
より30分延長して実施し、講演会は大盛況のうちに終了しました。因みに、AU
(アフリカ連合)議長が日本の大学で講演会を行うのは史上初めてのことであ
りました。