School of International Liberal Studies早稲田大学 国際教養学部

News

ニュース

留学担当助手 半沢 蛍子

氏名 半沢蛍子 専門分野 言語学・外国語教育(特に第二言語音声習得研究)
国籍 日本 留学先 イギリス

151029_HANZAWA2015年の春から留学相談を担当しています半沢蛍子です。私は高校を卒業後、一年の浪人生活をした後、約3年ちょっとイギリスの大学に留学していましたが、イギリス留学以前は一度も海外に行ったことのない、完全なる「純ジャパ」です。高校時代は英語自体は好きだったのですが、なかなか成績はふるいませんでした。しかし一念発起して勉強した浪人時代に思った以上に英語の成績が伸び、「これならば海外(英語圏)の大学で勉強できるのでは?」と思い、海外の大学への憧れが爆発しました。そしてそのままイギリスの大学のfoundation course(大学入学前の準備コース)に留学、そしてその一年後には大学の正規コースへ入学し、気がつくとイギリスで3年の日々を過ごしていました。

こんな風に書くと、私の留学は平穏無事な一種のサクセスストーリーのように聞こえますが、実際は山あり谷ありの強烈な印象を残す経験でした。授業で先生が何を言っているのか全く聞き取れず、愕然としたことや、自分の言いたいことを上手く英語で表現できないことに不安や鬱憤を溜め、涙が止まらない日々を過ごしたこと、一生懸命勉強した科目で高い評価を得て、「この科目のことならKeikoに聞け」とイギリス人の友達に言ってもらい飛び上がるほど嬉しかったことや、様々なバックグラウンドを持った友達と一晩中パーティーをしたことなど、まだまだ書ききれないほどの経験をしました。その当時は一日一日を精一杯過ごすことで忙しく、毎日の経験が自分にどんな影響を与えているかなんて考える暇などなかったのですが、今振り返ってみると、イギリスで過ごした3年間の経験は、その後のキャリア(外国語教育の研究)選択だけでなく、物事の考え方、さらに感じ方にまで大きな影響を及ぼしていることを感じています。留学をすることは決して容易いことではなく、また留学中の経験は楽しいことばかりではありません。しかし私はぜひ若い時に留学をすることを強くオススメします。なぜなら留学中の辛く、苦しく、しかし飛び上がるほど楽しい経験は、その後の皆さんの人生を大きく変えるほどのかけがえのない経験になるからです。ぜひ留学という経験にチャレンジしてください。

しかし、私も経験がありますが、「留学をする!」という決断はそう簡単ではありません。「語学は大丈夫かな?」「友達は出来るかな?」「そもそもどこに留学しよう?」「留学先でどんな問題があるの?」などなど心配事は尽きないと思います。もちろん一つひとつの留学はそれ自体が特別かつ独特なもので、実際に自分自身で留学先に行き、生活を送ってみない限り心配事が完全に解決したり、解消されたりすることはないと思います。しかし、同じような経験をした人と心配事を共有することで少しでもその不安が軽減したり、またその人の経験や解決方法を聞いて“予習”することで、より良い解決方法が見つかったりすることがあります。

私たちGNCのメンバーは皆留学や海外での生活経験があります。ぜひ私たちを皆さんと同じ心配事を抱えている(抱えていた)パートナーとして利用してください。私たちは皆さんのお話でもじっくり聞き、皆さんが少しでも安心して、そして自信を持って留学に向かえるように、全力でサポートしていきたいと思っています。「こんな質問でも大丈夫ですか?」「質問にもならないんですが、話を聞いてください」そんな質問・お話大歓迎です。ぜひお時間がある時にGNC留学相談コーナーにお越し下さい。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fire/sils/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる