ベンチャーと新規事業のマネジメント
担当教員:長谷川 博和教授
内容
当ゼミでは、イノベーションを伴う大企業の新規事業およびベンチャー企業(ファミリービジネスなどの創業一族の経営も含む)の成功確率を上げるための分析を中心として実践的な研究を行う。大企業の新規事業およびベンチャー企業の成功・失敗要因を評価・分析し、不連続な技術革新についての対応力をつけ、更にはオープンイノベーションを推進するために、大企業とベンチャー企業等の連携の在り方等を検討することによって、プロジェクト研究論文を仕上げることを目的とする。
現在の閉塞感を打破し、「大きな考え」で競争の質を変えるようなイノベーションの起こし方、および戦略の持続・実現の仕方について、理論面と実務面の融合を図りたい。大企業の新規事業の進め方、ベンチャー企業、ファミリービジネス、ジョイントベンチャー、スピンオフ、カーブドアウト、マネジメントバイアウト、企業買収、ソーシャルアントレプレナーなどの事例などの基本的な理論を学びつつ、各人がそれぞれの分野においてリサーチを進め、途中経過を相互に参照してアイディアを交換しながら分析を進めてゆく。
当ゼミでは教室での演習だけでなく、ゲスト講師の企業訪問、国内研修、海外視察なども実施する予定である。