全日制グローバル
心理学の視点から企業組織への理解を深め、制度構築に活かしたい
人事の実務経験を積む中で、人事制度の柔軟性が企業経営において重要であると感じ、制度構築を通して企業や社会全体へ貢献していきたいと考えるようになりました。経営学を体系的に学ぶと同時に、視野を広く持つためのグローバルマインドを備えたいとの思いから本プログラムを選びました。
組織行動ゼミを選択したのは、竹内教授が研究されている心理学をベースとした組織行動論や人材マネジメントを学び、その観点から人事業務への理解を深めたいと考えたからです。人事という立場上、社内外のステークホルダーと多く関わってきましたが、捉え方の相違による齟齬が生じ、悶々とした経験もあります。ゼミでの心理学的な研究から、過去の失敗への解決策を見出すことができています。また WBS での横断的な学びに対し、経験に照らして考えることで、何気なく行っていた業務の意味がつながり、一つひとつの仕事に対しての責任をより明確に認識できるようになったと感じます。
入学前と比較すると、目の前に現れる事象や課題を細部まで突き詰めて熟考することを恐れなくなりました。ケーススタディなどを通して、表面上見えているものの裏にある事象を捉えて初めて、真の答えが見えてくると学んだからこそです。修了後は、戦略人事や広報といったコーポレートの立場から企業価値向上に貢献することを目標に据えています。 WBS の講義で学んだ「組織は戦略に従う」という命題に基づき、戦略に沿った企業内アプローチを練り、時代に即した企業繁栄に尽力したいと考えています。
略歴
2017年に大学を卒業。 IT 企業にて約1万人規模のグループ全体に関わるシェアードサービスの設計に従事。中でも福利厚生制度の環境整備を主に担い、人事の立場から従業員の生産性向上に尽力する。 2023年4月にWBSに入学し、竹内規彦教授の「組織行動」ゼミに所属している。
※上記はすべて2024年7月時点の情報・原稿です