2024年度第3回GMPフォーラム
日時:7月9日 (火) 15:05~18:30
場所:15号館201教室
キム先生による本日のフォーラムの説明
第3回フォーラムでは、香港上海銀行(HSBC)のデジタル化の現状、課題、そして戦略策定についてのプレゼンテーションとディスカッションを行いました。今回のGMPフォーラムでも前回と同様に、異なるゼミの学生と学年の垣根を越えてグループを組み、商学部のキム先生から出題された事前課題に取り組みました。事前課題の内容は「2026年までにすべてのサービスの80%をデジタル化するというHSBCのデジタルトランスフォーメーションの戦略立案をせよ」というものでした。この課題は、昨年にGMP2期生(現4年生)が参加した HKUST International Case Competition (HKICC) で出題されたケーススタディと同じもので、非常に難易度が高い課題でした。各班オンライン会議などを活用して戦略立案と資料作成を行い、フォーラム当日は事前課題の動画選考を突破した4グループが発表を行いました。
Group 1 のプレゼンテーション
どのようにデジタル化を進めるかについては、「オプトアウト方式の自動デジタル化」「AIの自動学習によるデジタル化の顧客アシスト」「顧客に対してのデジタル教育プログラム」など様々なアイデアが発表されました。各グループの発表後にはオーディエンス、昨年HKICCに参加したGMPの学生、そしてキム先生から質問とフィードバックが投げかけられ、活発なディスカッションが行われました。フォーラムの最後には、最優秀グループと最優秀オーディエンスが表彰されました。
最優秀グループ:キム先生、審査員の4年生とともに
私のグループでは課題に取り組む際に、香港でのデジタル化の現状とHSBCのデジタル化の現状を分けて考えること、そして有効に活用されていないデジタル分野に関して詳しく調査することを心がけました。今回のフォーラムでは、「金融とデジタルの融合」という、商学部生の今後のキャリアにとって重要なトピックについて学習する良い機会になりました。
(GMP学生4年 加藤龍昇)