高信頼Seamless Access Network開発

サイバーフィジカルインフラに向けた高信頼シームレスアクセスネットワークに関する研究開発を開始

「サイバーフィジカルインフラに向けた高信頼シームレスアクセスネットワークに関する研究開発」が情報通信研究機構の委託研究に採択

三菱電機株式会社(東京都千代田区、執行役社長 漆間啓、以下、三菱電機)、学校法人早稲田大学(東京都新宿区、理事長 田中愛治、以下、早稲田大学)、学校法人立命館(京都府京都市、理事長 森島朋三、以下、立命館大学)、国立大学法人名古屋工業大学(愛知県名古屋市、学長 木下隆利、以下、名古屋工業大学)、一般財団法人電力中央研究所(東京都千代田区、理事長 松浦昌則、以下、電力中央研究所)、公益財団法人鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市、理事長 渡辺郁夫、以下、鉄道総合技術研究所)は共同で、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の委託研究「Beyond 5G機能実現型プログラムのうち一般課題」(採択番号04901)に応募し、採択されました。

本研究では、100 GHz帯の大容量通信デバイスの大幅な高出力化(目標出力10 W級)とアクセス伝送技術により、高速移動体や広域での10 Gbps以上の無線通信を可能とする要素技術の開発を行います。さらに、その無線通信と光ファイバ通信を融合したシームレスネットワークの制御技術を開発してネットワークの高信頼化を進め、電力システムにおける「電力ネットワークのリアルタイムスマートデジタルツイン(RSDT)」や、鉄道インフラにおける「状態に基づいたメンテナンス(状態監視保全:CBM)」に利用可能なプラットフォーム構築技術の確立を目指し、インフラ監視システムのユースケースでの機能実証を行います。

本研究では、以下の項目に取り組みます。

1. シームレスアクセス要素技術の研究開発

1-a)アクセス伝送技術に関する研究開発(早稲田大学)
1-b)ハイパワーテラヘルツデバイス技術に関する研究開発(三菱電機)
1-c)大容量通信デバイスに関する研究開発(立命館大学)

2. シームレスアクセスネットワークに関する研究開発

2-a)有無線ネットワーク制御技術に関する研究開発(名古屋工業大学)
2-b)高信頼通信ネットワークに関する研究開発(電力中央研究所)
2-c)鉄道インフラ監視システムに関する研究開発(鉄道総合技術研究所)

※本委託研究における本学の研究代表者は、理工学術院 川西哲也教授です。

本委託研究は2022年度(令和4年度)から2025年度(令和7年度)までの4年間実施の予定です。契約は約5億円での単年度毎であり、継続評価を受け契約更新を行います。

(参考リンク)
NICTウェブページ「Beyond 5G研究開発促進事業(一般型)」に係る令和4年度新規委託研究の公募(第1回)の結果
https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2022/08/05-1.html

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