早稲田大学で学ぶ人々 飯塚さん・光成さんに聞く

特集 人生100年時代の学び

長寿命化や社会構造の変化により人生100年時代を迎え、豊かな人生を送るためには、生涯を通じて学び続けることが必要です。早稲田大学では、学びの機会をさまざまな形で提供しています。リカレント教育の最前線を紹介します。

PART. 2 早稲田大学で学ぶ人々

早稲田大学では、さまざまなニーズに合わせたリカレント教育を提供しています。人生を豊かにするために、そして、社会に貢献するために、充実した学びの日々を過ごしている学生・受講生の皆さんにお話をお聞きしました。

エクステンションセンター

あらゆる学びが、創作の源泉に

飯塚さゆりさん

小説を書くために必要な教養を身につけるため、2010年よりエクステンションセンターで心理学と哲学のクラスを受講。現在は、「書く 書く 読む 読む 実践文芸創作工房」「先人たちに学ぶやさしい俳句の作り方」を受講中。

私の学びは全て、小説を書くことに紐づいています。小説を書くようになったきっかけは、10年前に祖父が営んでいたたばこ屋を引き継いだこと。店番をするようになって、本を読む時間に恵まれ、子どもの頃、漫画家を目指していた私の創作意欲が再燃しました。
小説は、学んできたことや日常の全てが材料になりますが、登場人物の深い心理描写のために、心理学や哲学を学ぶことの必要性を感じました。学べる場所を探していたところ、エクステンションセンターの存在を知り、心理学と哲学の講座を受講しました。その後、小説の書き方を学ぶために、長谷川郁夫先生の「書く 書く読む 読む 実践文芸創作工房」を受講。受講生がお互いの作品を評論し合うことが面白く、さまざまなバックグラウンドを持った仲間の考えが刺激になっています。 さらに、世界一短い小説と言われる俳句にも興味が湧いて、高柳克弘先生の「先人たちに学ぶやさしい俳句の作り方」も併せて受講。こちらの講座では、創作して評価をし合うだけではなく、先生が先人の名句を取り上げて、季語の使い方や切字の効果等も教えてくださるので、俳句の奥深い魅力を知ることができ、知識欲も満たされています。

講座を受講する飯塚さん(左)とクラスで発行した同人誌「中野教室」第2号(右)

外に出て、共に学ぶ仲間と出会うことは生きる活力になります。人生100年時代と言われますが、70歳になっても自分のことを若いと言う先輩に出会うとうれしくなります。好きなことに夢中になれる環境に感謝しながら、小説を書くために、興味の赴くままに、学び続けたいと思っています。

エクステンションセンター

早稲田大学の研究・教育機能を広く社会に開放するための機関。早稲田大学の教授・名誉教授をはじめ、第一線の学者・実務家等による公開講座「オープンカレッジ」を、早稲田、八丁堀、中野の3校体制で提供しています。「文学の心」「日本の歴史と文化」「世界を知る」「芸術の世界」「人間の探求」「くらしと健康」「現代社会と科学」「ビジネス・資格」「外国語」のジャンルで、年間約1,900講座を開講しています。

WASEDA NEO

リカレント教育は社会経験の物々交換

ジャートム株式会社 代表取締役 光成章さん

市場調査会社を経て、リーバイストラウス、シャネルで、アジアパシフィックや日本におけるリサーチやカスタマーリレーションズのマネージャー・ディレクターを歴任。2018年6月、ジャートム株式会社
設立。代表取締役。福井ブランド大使、福井市応援隊。

WASEDA NEOとの出会いは昨年秋、早稲田学報に掲載されていた情報でした。当時はサリーマンで、まだ起業の決心はついていませんでしたが、独立志向の人に向けたパイオニアセミナーやクラブラウンジでの異業種交流に魅力を感じて、入会しました。年会費を払えば、ファーストリテイリングの柳井社長や「獺祭」の旭酒造の桜井会長など、そうそうたるリーダーの講演に参加することができます。自分の興味で選ぶ講演会とは異なり、開催されるものに手当たり次第に参加したことで、さまざまな分野で活躍するパイオニアとの偶然の出会いがもたらされました。大いに刺激を受け、背中を押されて、入会から半年後には起業しました。

(左)コワーキングスペースでは会員によるワークショップを開催 (右)クラブラウンジでは、伝言板が設置され、 会員の交流が行われている

独立後は、コワーキングスペースを仕事の拠点にしています。ビジター料金を払えば、ここで商談も可能で、会員の権利を最大限活用しています。また、ここでの出会いを通してネットワークが広がっています。
私は、リカレント教育とは物々交換だと考えています。異業種同士が、社会で蓄積してきた経験をシェアすることで、新たな気づきを得て、自分の枠を乗り越える学び合いの場です。私自身も積極性が高まり、リサーチャーとして磨いてきたインタビューとアンケートのスキルを提供すべく、自らブレックファストセミナーの企画を売り込んで、教える立場にも回っています。WASEDA NEOの会員になって1年前には予想もしなかった自分に変わっています。これからも変わり続けていくため、新たな知と人との出会いを求めていきたいと考えています。

WASEDA NEO

「考える“自分”を取り戻す」ことをテーマに未来への変革志向を持つビジネスパーソンを対象とした会員制コミュニテイ。人・情報・知識・技術・仕組みといった変化の波が日本橋で出会うことで、社会に大きな変革の波を起こしていくことを基本コンセプトとしています。クラブラウンジ、ビジネスセンター、交流スペースを設け、サテライトワークスペースとしても利用可能。特別プログラム「パイオニアセミナー」や日本橋ブレックファストセミナーを開講し、非会員も参加できます。

 早稲田大学で学ぶ人々 武川さん・佐々木さん・小林さん・青木さんに聞く

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WASEDA University

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