日本学術振興会では科学研究費助成事業の審査に関し、平成20年度より模範となる審査意見を付した審査委員への表彰を行っています。9月29日(金)に平成29年度の表彰者一覧が発表され、約5,300名の第1段審査(書面審査)委員の中から255名が選考され、本学から以下の2名が、表彰されることになりました。
- 教育・総合科学学術院 地球科学専修 鈴木 由希准教授
- 理工学術院 林 良彦教授
日本学術振興会では、学術研究の振興を目的とした科研費の助成事業を行っており、適正・公平な配分審査が努められています。配分審査は、専門的見地から第1段審査(書面審査)と第2段審査(合議審査)の2段階で行われますが、審査の質を高めていくことが大変重要となっており、学術システム研究センターにおいて、審査終了後、審査の検証を行い、その結果を翌年度の審査委員の選考に適切に反映しています。
今回の表彰は、第2段審査に有意義な審査意見を付した第1段審査委員に対するものであり、昨年度に引きつづき本学からの表彰者選出となります。なお、第2段審査に有意義な審査意見は、次年度の第1段審査の手引きに反映され、第1段審査委員が審査を行う際に活用されています。