8月11日、リオデジャネイロオリンピックの競泳女子200メートルバタフライで、本学水泳部OGの星 奈津美選手 (2013年スポーツ科学部卒)が3位に入り、銅メダルを獲得しました。前回2012年ロンドン大会に続く、2大会連続のメダル獲得です。
星選手は、ロンドン大会以降、持病の手術や環境の変化を乗り越え、2015年ロシア・カザンで開催された世界水泳で見事復活し金メダルを獲得、リオデジャネイロオリンピック日本代表の切符を手にして臨みました。リオの決勝では、星選手は、前半、日本記録と同様のタイムで入り、100メートルのターンを3位で折り返し、1位に0秒35差に迫るタイムでゴール。すべてを出しきり悔いのない泳ぎで優勝争いに絡み、見事に2大会連続のメダルを勝ち取りました。表彰台では、メダルを右手に満面の笑みを見せ、自らの名前のごとく輝きを放ちました。
リオデジャネイロオリンピック ・パラリンピックには本学水泳部の選手(現役学生、OBOG)11名が出場しています。世界と戦うWASEDAの選手たちへ応援よろしくお願いします。
【星 奈津美選手 競技結果】
決勝 2分05秒20 第3位 銅メダル獲得
【早稲田大学総長の祝辞】
星 奈津美選手のリオデジャネイロオリンピック銅メダル獲得を心よりお祝い申し上げます。早稲田大学では、過去多くの関係者がオリンピックに出場しメダルを獲得しておりますが、女性としての2大会連続のメダル獲得は大学史上初の快挙になります。星選手の活躍は、全国の早稲田大学関係者、早稲田ファンを大いに沸かせてくれただけでなく、スポーツにひたむきに励む若者や日本国民に大きな喜びと感動を与えてくれました。今後も、限界に挑み続ける早稲田魂を発揮し、より一層の活躍を期待したいと思います。
【参考】早稲田大学の女性アスリートの2大会連続メダル獲得は早大史上初
前回2012年ロンドン大会で、当時早稲田大学の在学生だった星 奈津美選手は、現役早大女子学生として早大史上初のオリンピックメダル獲得という快挙を成し遂げました。続くリオデジャネイロ大会でも銅メダルを獲得し、2大会連続でのメダル獲得です。早稲田大学関係の女性アスリートがオリンピックメダルを2大会連続で獲得するのは、早大史上初。星選手は、早大史上初の記録を2つ成し遂げました。
(早稲田大学関係の女性アスリートのオリンピックメダリスト)
1992年 夏季第25回バルセロナ大会・バレーボール(米国代表)ヨーコ・ゼッターランドさん(人間科学部卒) 銅メダル
2000年 夏季第27回シドニー大会・テコンドー 岡本依子さん(人間科学部卒) 銅メダル
2006年 冬季第20回トリノ大会・フィギュアスケート 荒川静香さん(教育学部卒) 金メダル
2012年 夏季第30回ロンドン大会・競泳女子200mバタフライ 星 奈津美さん(当時、スポーツ科学部在学中)銅メダル
2016年 夏季第31回リオデジャネイロ大会・競泳女子200mバタフライ 星 奈津美さん(スポーツ科学部卒)銅メダル