Staff Diversity and Inclusion 多様性をいかした、強い教職員組織をめざして

多様性をいかした、強い職員組織をめざして

昨年11月の現理事会発足以来「世界で輝くWASEDA」を目標に、大学は動き出しています。この間、総長の職場訪問等により様々な職場の業務の実態や課題などに触れることができました。これらの機会を通じて、職員業務が専任職員、嘱託職員、派遣社員、関連会社社員など様々な方々によって支えられていることを、あらためて感じています。一方で「多様な意見を出しにくい」「新しいことに挑戦する雰囲気がない」等の声も聞きました。このような現状を我々も真摯に受け止め、皆さんと一緒に改善に向けて取り組んで行きたいと考えています。

世界のトップ大学をめざすという目標実現のためには、職員はこれからの大学運営を支え担う存在として、今以上に個々の職員の能力や感性などの多様性をいかし、その力を十分に発揮していくことで、より豊かで強い組織となることが重要だと考えています。またその組織力を高めるためには、早稲田大学で働くすべての人が多様性を尊重しあいながらも、ひとつの共同体の一員として各自の役割・責任等を認識し、同じ行動意識をもって業務に取り組むことが必要です。特に大きく大学が変革しようとする今、職員一人ひとりが【革新力】 【信頼力】 【成長力】の3つの力を備え、日々の業務で発揮していただきたいと考えています。

昨年の職員理事メッセージをお送りしてから1年が経とうしている今、あらためて我々の考えをお示しすることにより、私たち職員が今後何をめざすべきかについて、各箇所で、あるいは箇所を超えて、考える契機としていただければ幸いです。

【革新力】<Innovation>

変化を恐れず柔軟な発想と組織力で業務を推進する力

世界の研究者・学生が目指してくるような、魅力ある大学づくりに挑戦します。

従来の枠組みや慣習にとらわれず、柔軟な発想と論理的分析力をもって、仕事に取り組みます。

協働と対話による組織力・連携力をいかし、課題解決をはかります。

【信頼力】<Trust>

大学の公共性と社会的役割を理解し、あらゆるステークホルダーから信頼される力

学内外に向け的確な情報発信を行い、社会に対して説明責任を果たします。

・社会的規範に則り、その視点から法令を遵守し、学内規約を守りつつも必要な改正をも視野に入れて、社会からの高い信頼に応えます。

・本学ダイバーシティ推進宣言を体現し、いかなる差別やハラスメントも行いません。

【成長力】<Growth>

自ら学び多様な人々と共に高い目標に向かって高め合う力

・常に自己研鑽をはかり、職員としての幅広い視野と高い専門性を身につけます。

・他者を尊重し、ともに学び、支え、成長し合います。

 

2019年11月
常任理事  佐々木ひとみ
理事    佐藤 宏之
理事    井上 文人

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