担当業務の紹介
図書館情報管理課は、図書館系各種システムを運営・管理しています。学生や先生方がWINEや各種学術データベース(学術情報検索)を常時利用できる体制の維持を主な業務としています。
このほかに、早稲田大学図書館に所蔵されている貴重資料のうちの約30万冊をデジタル化し、データベース(古典籍総合データベース)として一般公開している古典籍プロジェクトを展開しており、早稲田大学の学術情報を収集し、世界に発信するために早稲田大学リポジトリを立ち上げるなど、研究・教育を支えることに力を入れています。
図書館情報管理課は紙媒体よりも電子資料を主に取り扱っていますので、図書館のイメージと少しかけ離れていますが、早稲田大学全体の研究・教育を支える非常に重要な部署です。
早稲田大学職員を目指す皆さんへ
学生時代の授業で、図書館を経営するにあたり最も重要な要素は「ヒト、モノ、カネ」であると教わりました。「そうか、なるほど」と心の中でうなっていましたが、まだ実感がわきませんでした。現在は業務を通じて、改めてその重要さを感じています。
厳しい予算額、限りある物理的資源や人的資源をどのようにいかしてサービスを提供するかについて悩み、日々試行錯誤しています。たくさんある選択肢の中から自分が正しいと思うものを選びますが、その選択が間違っているときがあります。「なにごとも一筋縄ではいかないなぁー」と身にしみます。
それだけに、「図書館のあのサービスは素晴らしい!」といった話を耳にすると、サービスを提供している側の人間としては非常にうれしく感じます。その反面、批判のお言葉を頂戴すると人一倍かなしくなってしまいますが(笑)。
2007年10月21日に早稲田大学は125周年を迎えました。この125年間、早稲田大学は時代をリードし続けるために、常にその姿を変えてきました。そして今、“NEXT125”を標語に、早稲田大学は次のフェーズへ移行しようとしています。試行錯誤を恐れず、一緒に早稲田大学の次の125を創造する方をお待ちしています。