2年次/第4課題
B-unit / ASAKUSA Triangle 多国籍ツーリストのための宿泊施設と小劇場
「都市の隙間」 内田瑠華 | 「strata」 佐藤圭多
浅草寺の門前町として栄えた浅草界隈は、古くから見世物や大道芸のメッカであり、大衆娯楽発信の地である。(中略)また、浅草・駒形地域はバブル崩壊後の1990 年代以降、労働者の減少とともに、外国人観光客相手の廉価なホステルに姿を変え、地元密着型ホステル事業は最少予算で浅草を世界有数のコスモポリタンな街へと変貌させてしまった。今回は、この国際観光都市[浅草」の街に開かれ、大衆文化を発信する小劇場と浅草観光に訪れた多国籍の旅行者のための宿泊施設の計画を求める。
A-unit / Post – Atheletes’ Village 地域と一体の開かれた選手村
「Antithesis」 浜渦良明
2020 年の東京オリンピックに際し、中央区晴海には約1.2 万人分の選手村宿泊施設が新設される。これらの施設はほぼ全てが住宅転用を想定した高層タワーマンション型で計画されている。しかしながら近い将来の供給過多による値崩れ、空室率の増加によるまちの魅力減退は避けては通れない深刻な問題である。今回は月島3丁目付近に地域に根ざした新しい低層型の選手村を計画する。Post- というのは「新しい時代の選手村」であると同時に「大会終了後の選手村」という意味も同時に含んでいる。