Art and Architecture School早稲田大学 芸術学校

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「富ヶ谷 BIG HOLE -25時間自給自足共同体-」太田 奈見 OTA Nami

3年次卒業設計

暗渠の下水道と空に放つ排気塔。“場所”があるだけそこは機能で埋められ、誰かのものとなる。道路や通信の発達により、個々の時間と場所の組み立て方は自由度を増していく。富ヶ谷交差点陸橋付近は、“より良いもの”へと塗り替えられてきた大都市「東京」の断面そのものであり、ヒューマンスケールの街としては通り抜ける人々が目立ち、取り残されたような寂しさや落ち着かなさがある。いっそのこと地上と地下に横たわる二つの大動脈の間を再度掘り起こし、ここにいるだけで事足りる穴場スポット(宿泊施設)を作ってみてはどうだろう。そこには“24時間サイクル”や“所有”という概念はなく、現代社会と自分の中とのズレを修正する都市の“かけこみ寺”でもある。

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