Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

Project Research Institutes

プロジェクト研究所

東アジア都城・シルクロード考古学研究所

Institute of East Asia Archaeology for Walled City and Silk Road

Research Theme 研究テーマ

東アジアにおける都城制の展開とシルクロードの文物交流に関する考古学的研究

Research Director 所長

城倉 正祥
城倉 正祥 じょうくら まさよし
文学学術院

Member メンバー

  • 亀井 宏行 東京工業大学名誉教授
  • 飯山 知保 文学学術院文学部教授
  • 川尻 秋生 文学学術院文化構想学部教授
  • 小岩 正樹 理工学術院創造理工学部准教授
  • 城倉 正祥 文学学術院文学部教授
  • 髙橋 亘 文学学術院文学部助手
  • 田畑 幸嗣 文学学術院文化構想学部教授
  • 寺崎 秀一郎 文学学術院文化構想学部教授
  • 中門 亮太 文学学術院文学部准教授
  • 長崎 潤一 文学学術院文学部教授
  • 肥田 路美 文学学術院文学部教授
  • 青木 弘 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団主事
  • 加藤 一郎 愛知学院大学文学部歴史学科教授
  • 久保田 慎二 金沢大学人間社会研究領域附属国際文化資源学研究センター特任助教
  • 久米 正吾 金沢大学古代文明・文化資源学研究所客員研究員
  • 栗山 雅夫 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所企画調整部写真室配属
  • 黄 暁芬 東亜大学人間科学部教授
  • 後藤 健 鎌倉市教育委員会臨時的任用職員
  • 齊藤 茂雄 帝京大学文学部史学科 
  • 千葉 史 株式会社ラング常務取締役
  • 土屋 隆史 宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室主任研究官
  • 伝田 郁夫 芝山町立芝山古墳・はにわ博物館学芸員
  • 中村 亜希子 奈良文化財研究所客員研究員
  • 中村 一郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所企画調整部
  • 野口 淳 NPO法人南アジア文化遺産センター理事・事務局長
  • 橋本 英将 天理大学文学部准教授
  • 深山 絵実梨 金沢大学 古代文明・文化資源学研究所客員研究員
  • 山内 和也 帝京大学教授
  • 山藤 正敏 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所主任研究員
  • 横山 真 株式会社ラング代表取締役、岩手大学非常勤講師
  • 若杉 智宏 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所飛鳥資料館研究員

研究キーワード

①東アジアの古代都城
②シルクロードの文物交流
③考古学の調査研究

研究概要

東アジア都城・シルクロード考古学研究所は、2015~2024 年度、合計 10 年の歴史を持つ
研究所である。これまでの調査研究を継続し、さらに発展させるため、2025~2029 年度(5
年間)、同名研究所として再設置をする。本研究所の研究テーマは、設立当初と同じく「東
アジアにおける都城制の展開とシルクロードの文物交流に関する考古学的研究」とする。漢
~唐代における中原の都城・陵墓・寺院の考古学的分析を基礎とし、その歴史性についてユ
ーラシアを東西に結ぶシルクロードをキーワードとして考究する。本研究所の研究範囲・対
象は非常に広いが、以下の3つの課題を設定して研究を進める。

(1)東アジア都城・シルクロード都市遺跡の比較考古学的研究

中国中原における漢~唐の都城遺跡を分析対象とし、考古学的発掘成果の遺構分析、衛星
画像を用いた GIS 分析によって、中国における都城制の発展過程を明らかにする。また、唐
代都城の伝播過程を、東アジア都城・シルクロード都市との比較を通じて考究する。

(2)仏教の東方伝播に関する考古学的研究

インドから中央アジアを経て、中国・朝鮮半島・日本列島に伝わった仏教の展開過程に関
して、考古学的な遺構・遺物の分析から明らかにする。具体的には、中国魏晋南北朝~唐代
の寺院遺跡における伽藍配置や出土遺物(瓦・塼仏など)の様相を、日本列島の寺院と比較
する。

(3)デジタル技術を用いた遺跡の非破壊調査の研究

シルクロードの東の終着点、日本を中心とし古墳・寺院遺跡を対象として、三次元測量や
地中レーダー探査(GPR)などの非破壊的デジタル手法を用いた調査を行う。考古学の普遍
的な方法論を確立することが目的である。

以上の3つの課題を設定し、所長1名・顧問1名・所員9名・招聘研究員 20 名、総勢 31
名の研究体制を組み、国内外の考古学的調査を中心として研究活動を推進する。

関連資料

Links

年次活動報告

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