Research Theme 研究テーマ
地域に立脚した文化遺産研究と保存・活用に関する実践的枠組みの構築
Research Director 所長
Member メンバー
- 有村 元春 會津八一記念博物館助手
- 小岩 正樹 理工学術院創造理工学部准教授
- 城倉 正祥 文学学術院文学部教授
- 髙橋 亘 文学学術院文学部助手
- 田畑 幸嗣 文学学術院文化構想学部教授
- 寺崎 秀一郎 文学学術院文化構想学部教授
- 中門 亮太 文学学術院文学部准教授
- 長崎 潤一 文学学術院文学部教授
- 山崎 世理愛 文学学術院文学部講師(テニュアトラック)
- 赤澤 泰
- 池田 瑞穂
- 川島 秀義
- 佐藤 桂
- 佐藤 恵子
- 下田 一太
- 下田 麻里子
- 白石 華子
- 福田(江藤) 莉紗
- 深山 絵実梨
研究キーワード
研究概要
本研究所は、世界各地の文化遺産について、それを生み出した地域の特性、独自の構造を地域
に根差して内側から理解することにより、1)先端技術を利用した文化遺産の調査・研究、2)
成果の地域への還元、3)現地の価値観を尊重した文化遺産の保存と活用、が一体化した新たな
文化遺産研究の実践的枠組みの構築を目標とする。具体的には次の3点が課題となる。
1)先端技術を利用した文化遺産の調査・研究
先進国で開発されつつある高度情報技術を利用した高精度調査を、現地の社会・文化的文脈に
立脚して行い、文化遺産調査のグローバル・スタンダードを確立する。
2)成果の地域への還元
調査成果を英語で公刊するだけでなく、現地語での出版や現地での展示、文化遺産教育などの
啓蒙活動へと展開する。文化遺産の調査から調査成果の現地還元までが一体となった新たな文化
遺産研究モデルを構築する。
3)現地の価値観を尊重した文化遺産の保存と活用
文化遺産をとりまく現地の価値体系の総合的な理解の上に立ち、遺跡・遺物と周辺地域住
民の関わり合いを活かしながら、その歴史的意義をグローバルに発信するための方法論を開発
する。