研究院は、本学の研究レベル全体の向上を図るために、学術院の枠を越えた研究者間の交流の活性化、各研究に必要な支援の実施および本学が戦略的に遂行すべき重点研究の企画と実行を行うことを目的として、2009年度に設置されました。 その後、学内研究組織を横断したプラットフォームを目指し、現在では、傘下に8つの研究機構を設置しています。研究院では、以下の事業を行っています。
研究院は、学術院の枠を越えた研究者間の交流や結集を実現し、本学の研究力のさらなる向上を目指します。
竹内 淳
研究院長/理工学術院教授
研究院は、各学術院の枠を越えた研究者間の交流を活性化するとともに、早稲田大学の研究を組織的、戦略的に遂行することを目的として、2009年に設立された研究プラットホームです。
グローバルな視点で社会的・学術的研究課題を捉えるとともに、学内の多様な研究シーズの分析に基づいて、重点的に推進する研究領域を定め、特色ある研究拠点の形成に努めています。
田中総長が掲げる「世界でかがやくWASEDA」の実現に向けて、先端的な研究に挑戦し、価値ある成果を発信し続けるための基盤づくりに努めたいと考えます。
2020年9月
早稲田大学では、重点的に支援すべき研究課題を、学内で公募の上、一定の審査を経てセレクトし、重点領域研究として支援しています。大学からの交付予算を得て、プロジェクト研究所という形で研究を実施しています。 期間は5年間で、3年目に中間評価、5年目に最終評価を行うことになっています。
重点領域研究に対して、研究院運営委員会の下に設置される審査・評価部会が採択時に事前評価を、3年目に中間評価、5年目(あるいは設置最終年度)に最終評価を行います。 なお、4年以上の研究実施(プロジェクト研究所設置)を予定している課題であっても、中間評価の結果によっては、予定期間満了前の終了判断もありえます。
5年ごとの評価において継続の条件を満たした研究機構については、原則として期限を設けず、継続を可能としています。
新規設置から5年後の評価においては、当初計画に対する達成度を確認する評価を実施します。それ以後の評価(10年目以降)では、継続条件を満たすかどうかの評価を実施します。