計算材料科学連続セミナー 構造材料第1シリーズ 第3回「伝熱・凝固計算」を開催いたしました。
講師の本学材料科学専攻の鈴木進補教授により、これから伝熱凝固解析を始められる方を対象に、伝熱凝固計算の基礎を解説いただきました。参加者には、まず、Pythonの簡単なプログラムを用いた有限差分法の伝熱計算により鋳型中の材料の温度分布変化を計算し、その後、温度回復法や、等価比熱法を用いた潜熱補正により、凝固を考慮した温度分布変化の計算をしていただきました。自身でPythonプログラムを書き換えながら、条件を変化させた結果の比較を行いました。
今回が構造材料第1シリーズの第3回となりましたが、大学教員、研究員、学生、企業の研究者の方々等幅広い分野からご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。ご参加頂きました聴講者の皆様に感謝申し上げます。
第3回「伝熱・凝固計算」
鈴木 進補 教授(早稲田大学 材料科学専攻)
日時:2021年12月22日(水)13:00~18:00
開催方法:オンライン(Zoomミーティング利用)
参加人数:25名
〔内訳〕学内14、学外9(大学1、企業等7、研究機関1)、講師・スタッフ2