計算材料科学連続セミナー 電子材料第1シリーズ 第4回「電子材料にひそむ多体電子系の計算科学」を開催いたしました。
講師の山地先生より、量子多体系を取り扱うための数学的な枠組み(第二量子化)の基礎から、第一原理計算とcRPAに基づく有効ハミルトニアンの構築法、変分Monte Carlo法による量子多体系(ヘリウム3、ヘリウム4)の波動関数の精密解析など、基礎から応用まで幅広いトピックについて詳細に解説をしていただきました。また、Juliaを用いた厳密対角化法ならびに量子Monte Carlo法の計算実習も丁寧に行っていただきました。
前回に引き続き幅広い分野の方々にご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。山地先生ならびに聴講者の方々に深くお礼申し上げます。
第4回「電子材料にひそむ多体電子系の計算科学」
山地 洋平 先生(物質・材料研究機構)
日時:2021年10月18日(月)13:00~18:00
開催方法:オンライン(Zoomミーティング利用)
参加人数:18名
〔内訳〕学内3、学外11(大学5、企業等6)、講師・スタッフ等4