未来社会を支える電力エネルギーシステムの構築

未来社会を支える電力エネルギーシステムの構築
Posted
2020年5月19日(火)
  • 研究番号:20P08
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2020年04月〜2023年03月

代表研究者

林 泰弘 教授
HAYASHI Yasuhiro Professor

先進理工学部 電気・情報生命工学科
Department of Electrical Engineering and Bioscience

URL:http://www.hayashilab.sci.waseda.ac.jp/hayashi/

研究概要

持続可能な脱炭素社会実現に向け、再生可能エネルギーを主力電源とする国家目標を踏まえ、電力エネルギーシステムは大変革期に突入している。需要サイドのエネルギー資源が活躍できる仕組みの構築を急ピッチに進めながら、生活・産業の基盤である電力供給の信頼性を損なうことなく、災害に強く、都市の諸問題解消に貢献するシステム構築・運用が求められている。本プロジェクトでは、これらの課題に挑戦すべく、様々な角度から総合的な研究を行う。特に、①発電・送配電系統・需要のエネルギーマネジメントの最適化 ②脱化石資源社会のための電気絶縁材料の開発と原発保全の高度化③日射・負荷の信頼区間推定技術の開発 ④需要側(電気鉄道車両)のピーク電力カット・省エネルギー化 ⑤再生可能エネルギー大量導入時代の電力系統の運用・制御に関する研究を実施する。これらの研究を本学が主体となって行っている産学協同体「電力技術懇談会」(約30社がメンバー)と連繋させながら推進し、社会に広く有用な研究成果を挙げる。

年次報告