School of Law早稲田大学 法学部

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守中 高明 教授が『他力の哲学――赦し、ほどこし、往生』を上梓いたしました。

これは、法然・親鸞・一遍へと展開された浄土教を、
現代哲学へ接続することで、
ラディカルな社会変革の思想として甦らせようとする一冊です。

法然が実行した「一切衆生」の救済と日本宗教史上初の共和主義革命、
親鸞が拓いた人民の生成変化と絶対平等の地平、
一遍が創り出した単独者たちが自由に結び合う社会集団といった
基本的視座を描いたうえで、
さらに今日的な問題を論じています。

たとえば、ハイデガー的「存在の有責性」を解体する
法然・親鸞による「赦し」、
「捨て聖」たる一遍が実践する無限の贈与からなる新たな経済ネットワーク、
そして称名念仏が切り開く別種の時間性としての「往生」
――これらの問いです。

ハイデガーのみならず、
ニーチェ、マルセル・モース、アーレント、ドゥルーズ&ガタリ、デリダなどを
参照しながら組み立てられた現代哲学書です。

著者としては今日の息苦しい日本社会から脱却するための
新たな思考と感受性をもたらすことを目指したつもりです。

(守中 高明 教授)

出版社Webサイト
【出版社】河出書房新社
【出版年月】2019年2月

 

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