【著者】渡辺 徹也 教授
【内容】
本書は法人税法を学ぶ方のための学習書であり、その根底にあるのは、法人税法の「おもしろさ」を何とかして読者に伝えたいという思いです。現代におけるビジネスの多くは、何らかのかたちで法人税法と関係するといってよいでしょう。これから実社会に出て行く学生諸君に(あるいは既に出ている社会人の方々にも)、「法人税法を学ぶとこんないいことがある」とか、「法人税法を知らないでビジネスをするのは危ない」といったことに気付いて欲しいのです。
執筆にあたっては、学習書という性格上、学部や大学院の授業で使用されることを念頭に置きつつも、資格試験等の勉強をする方にとってもできるだけ有用であるように心がけました。ここでいう学部とは、法学部に限らず、経済学部、商学部、社会科学部などを含みます。それは法人税法が学部横断的な学問だからです。同様に大学院には、法科大学院だけでなく、法学研究科、会計研究科、経営学研究科等が含まれます。そして、その先にある司法試験、公認会計士試験、税理士試験等の学習も視野に入れています。以上、本書の「はしがき」より
【詳細】
出版社Webサイト
【出版社】弘文堂
【出版年月】2018年3月