School of Culture, Media and Society早稲田大学 文化構想学部

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【在学生インタビュー】作品研究を通して培った多角的視点は 自身の考えや行動にも変化をもたらしています

文化構想学部 表象・メディア論系4年 吉良沙月さん

文化構想学部での学びを活かし、挑戦、そして自身の成長へ。

高校時代に演劇部で活動し、演劇をもっと深掘りしてみたいと考えて真っ先に浮かんだのが早稲田大学でした。芸術やエンターテインメントの「最新」を扱い、それらを学問として探究していけることに魅力を感じて文化構想学部を選び、2年次から表象・メディア論系に進みました。現在は岡室美奈子教授の「幻影論ゼミ」に所属し、テレビドラマをはじめ、映画や演劇、小説などの作品研究に取り組んでいます。

話題作は「流行った理由」を考えつつ鑑賞。

芸術文化をさまざまな切り口から横断的に分析する文化構想学部の学びを通して、世の中のあらゆる事象は独立しているのではなく、互いに絡み合っていることに気がつきました。日々の生活においても視野を広く持ち、一つの方法に固執するのではなく、目標に向かってさまざまなアプローチを試せるようになったことも、学部の学びを通して得た自分自身の成長だと感じています。

作品分析に正解はない。
だからこそ、これまでの既存の枠組みにとらわれない学びが活きる。

ゼミではグループワークやディスカッションを通して一つの作品を掘り下げて理解を深めます。作品分析に正解はなく、その作品にしかない独自の魅力やメッセージを読み解く作業は決して容易ではありません。その分、的確に言語化できたときの喜びは大きく、作品を観ることがどんどん楽しくなります。また、大学入学で上京してから舞台や映画を観に行く機会が圧倒的に増え、「観る」ことで得られるものの大きさを実感しています。

観劇はリフレッシュの為にも欠かせません。

ゼミ論のテーマは検討中ですが、ドラマ『俺の家の話』を候補の一つに考えています。このドラマは古典芸能である「能」、スポーツとエンタメの融合である「プロレス」、そして社会的課題である「介護」などいくつもの要素を含んでいます。既存の枠組みにとらわれない文化構想学部の学びを実践する上で、研究対象にふさわしい作品なのではないかと思っています。

文化構想学部を志望する方へのメッセージ

文化構想学部は、自分の趣味や興味がそのまま研究対象になる、類いまれな環境だと思います。身近にある疑問や関心にとことん向き合いたい、好きなものについてひたすら考えたいという人にもおすすめです。学ぶことの本質的な楽しさをぜひ体感してください。

 

 

 

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