2020年4月入学
- 神奈川県・横浜国際高等学校出身
メッセージ
SILSと一年間の留学で培った、多角的な視点を活かして
自分の好奇心に忠実に、リベラルアーツプログラムを通じて、語学から政治、ビジネス、文化など、実に幅広い分野を学習しました。特に興味を持ったのは人種・ジェンダー研究です。多様なバックグラウンドを持つ同級生や教員との対話を通じて、海外生活を含む日常で経験した人種やジェンダー差別がなぜ起こってしまったのか、その背景や歴史について理解を深めました。学びを続けるうちに、差別問題の大きな要因である社会・経済的格差にも関心が湧き、留学先のウィーン大学では経済学を専攻し、資本主義社会において多様性が尊重される環境を整えるための解決策を探究しました。帰国後の現在は、これまでの学びを実生活へと活かすべく、マイノリティライツを扱う所属ゼミで「日本企業におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の形骸化」というテーマで卒業研究に取り組んでいます。多角的な視点を培うことができたリベラルアーツプログラムでの学びが、まさに今も私の成長に大きく貢献しています。
掲載情報は、取材時点のものになります。