今からおよそ100年前に成立したソヴィエト連邦は、冷戦期にはアメリカとの宇宙開発競争を通して世界的な存在感を示しました。その後緊張緩和やソ連崩壊に伴い宇宙進出の夢は後景に退いていきましたが、昨今では再び宇宙空間への関心が高まってきています。このようにロシアを読み解く鍵のひとつと言える宇宙の夢は、アートの分野と深いかかわりを持ちながら展開されてきました。今回の講演では、とりわけ20世紀から21世紀にかけてのロシア芸術史の流れを宇宙のテーマに注目しながらご紹介します。
- 講師:生熊源一氏
- 日時:2021年1月18日(火)13:00~14:30
- 対象:学生・教職員・一般
- 司会:鴻野わか菜(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)
- お問合せ:鴻野わか菜研究室
- 参加方法:zoomによる開催。無料・予約不要
https://zoom.us/j/92570138906?pwd=ZDlqcXpOa1NTVy9uM1RhWnFZVWpGQT09
ミーティングID: 925 7013 8906
パスコード: 877545
生熊源一氏略歴
1990年東京都生まれ。日本学術振興会特別研究員PD(早稲田大学)。北海道大学大学院文学研究科修了。専門はモスクワ・コンセプチュアリズムを中心とするロシア現代美術史。