School of Education早稲田大学 教育学部

About the School

学部について

Educational Policy

教育理念

当学部の主要な教育目的は二つある。一つは高等師範部以来、幾多の教育指導者を斯界に輩出してきた伝統を継承して、優秀な教育者を送り出すことであり、一つは広く実社会の各分野で活躍しうる有能な人材を養成することである。この二つの目的は決して別のものではなく、いずれの途を進むにせよ、その根底は広い知識と豊かな教養をもった幅広い人間の育成にある。当学部の教育理念もまたこの幅広い人間教育にあることはいうまでもない。

3つの方針

卒業認定・学位授与に関する方針ディプロマ・ポリシー (2018.7.17 改訂)

本学部は、研究と教育を結びつけて社会に貢献する優秀な教育者、および、広く実社会の各分野で活躍しうる有能な人間の育成を目標に掲げる学部である。その特徴は、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校等の教員養成を主な目的のひとつとしつつも、教員免許の取得を卒業要件としない開放制教育学部ということである。そうした教育課程をとる理由は、第一に、最終的に教員の道を選んだとしても、初めから進路を固定しないことが、思索を深めるのに有意義であると考えるからである。教員という専門職を選択肢のひとつとして考えることが、多様なものの考え方を身につけるのによい機会となる。第二に、たとえ教員にならなかったとしても、卒業後の社会において組織であれ家庭であれ、多くの場面で教育者としての資質を求められるからである。教員に教科の専門的な知識が求められるのは言うまでもないが、学問的に裏打ちされた知識を基盤に物事を判断する力はあらゆる職業の人々にも求められる。開放制教育学部という特徴を持つ本学部は、多様性が保証される社会の構築を追求する学部であるといえる。本学部では、そうした理念のもとに、早稲田大学が有している総合性・独創性のある全学的な教育環境と学生生活環境を生かし、体系的な教育課程を策定する。

本学部は文系・理系にわたる7学科2専攻7専修からなっている。そのため、各学科・専攻・専修の専門性にあわせて、以下の8種類の学位を取得できるようにしている。

1)学士(教育学):教育学科教育学専修・生涯教育学専修・初等教育学専攻

本学位は、教育に関する事象を論理的に理解する考察力を得た者に与えられる。

2)学士(心理学):教育学科教育心理学専修

本学位は、人間の心理・行動を多様な方法で理解する心理学的考察力を得た者に与えられる。

3)学士(文学):国語国文学科・英語英文学科

本学位は、人間社会の多様な文化を理解する言語・文学的考察力を得た者に与えられる。

4)学士(地理学):社会科地理歴史専修

本学位は、世界の多様な自然・文化を理解する地理学的考察力を得た者に与えられる。

5)学士(歴史学):社会科地理歴史専修

本学位は、世界の多様な社会・文化を理解する歴史学的考察力を得た者に与えられる。

6)学士(公共市民学):社会科公共市民学専修

本学位は、多様な立場の個人や集団の関係を理解する社会科学的考察力を得た者に与えられる。

7)学士(理学):理学科・数学科

本学位は、物事を論理的に理解する自然科学的考察力を得た者に与えられる。

8)学士(学術):複合文化学科

本学位は、人間社会の多様な文化を理解する多元的・多面的考察力を得た者に与えられる。

総じて、深い専門性、幅広い知識、豊かな教養、優れたコミュニケーション能力を身に付けた者に卒業を認める。

教育課程の編成・実施の方針カリキュラム・ポリシー (2018.7.17 改訂)

本学部は、優秀な教育者の輩出、広く実社会の各分野で活躍しうる有能な人間の育成、それを支える深い専門性、幅広い知識、豊かな教養、優れたコミュニケーション能力を身に付けた人間の育成、を実現するため、以下の方針のもとに教育課程を編成する。

1)1年次から各学科・専攻・専修に所属し、4年間の一貫した専門教育を行い、深い専門知識を身に付けた人間を育成する。

2)教員志望の学生には、教職課程において1年次から充実した教職教育を行い、質の高い学校教員を育成する。

3)学部共通科目、他学科・他専攻・他専修専門科目、他箇所設置科目等の履修により、専門分野にとどまらない幅広い知識と豊かな教養を身に付けた人間を育成する。

4)充実した外国語教育や少人数演習科目の履修により、優れたコミュニケーション能力を身に付けた人間を育成する。

この方針のもと、本学部での教育課程は概ね次のようになっている。1・2年次には、(ⅰ)それぞれの専門領域を学ぶにあたって知っておくべき基本的な知識を修得する科目を履修する他、(ⅱ)人文系・社会系・自然系・数理情報系・総合系・体育系の6領域からなる学部共通科目、および外国語科目を履修する。また、それぞれの専門教育科目の履修の他、関心に応じて他学科・他専攻・他専修の専門教育科目や、グローバルエデュケーションセンターをはじめとした教育学部以外の箇所設置科目を履修することも可能である。3年次には本格的な演習が始まり、4年次において、それまで専門領域で学んだ学識をもとにそれぞれが主体的に設定したテーマの研究に取り組む。こうして4年次の最後に卒業論文・卒業研究を完成させ、4年間の集大成とする。この間、教員を志望する者は教員免許取得のための教職課程科目を履修し、豊かな知識と教養を身に付けた教員を目指す。この他、学部・大学院の一貫教育として、教育学研究科・基幹理工学研究科・創造理工学研究科・先進理工学研究科の科目を一部先取り履修できる。

入学者受入方針アドミッション・ポリシー (2018.7.17 改訂)

早稲田大学では、『学問の独立』の教育理念のもとで、一定の高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、本学の理念である進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から多数迎え入れる。

教育学部の主要な教育目的は二つある。一つは高等師範部以来、幾多の教育指導者を斯界に輩出してきた100年の伝統を継承し、優秀な教育者を送り出すことであり、一つは広く実社会の各分野で活躍しうる有能な人間を育成することである。この二つの目的は決して別のものではなく、その根底は、深い専門性、幅広い知識、豊かな教養、優れたコミュニケーション能力を身に付けた人間を育成することにある。

多様な学生に開かれた学部であるために、本学部では一般入試、指定校推薦入試、帰国生・外国学生入試、学士入試の各制度を設けている。

これらの目的に照らし、教育学部の志望者には、①教科に関する確かな基礎学力に加え、②「教える・伝える力」の基盤となる高い論理的思考能力と言語運用能力、さらに③異質な他者との関係性のなかで自ら求めて学ぶ姿勢を備えていることが求められる。入学後は、教育者としての資質をもって、学校を含む社会の各分野で活躍しうる人間となるべく、本学部の教育課程を通じて、学問的に裏打ちされた知識を基盤に物事を多面的に捉え、的確に判断していく力を身につけることが目指される。

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