先日、NHKニュースで「命のビザ」杉原千畝をたたえる式典が、エルサレムで行われたという報道がありました。
日本の外交官「杉原 千畝」(すぎはら ちうね・1900年-1986年)は、第二次世界大戦中のリトアニアの領事館にて、ナチス・ドイツに迫害され欧州各地から逃れてきたユダヤ人等に日本を通過するためのビザ(通過査証)を発給し、約6千人の避難民を救ったとされ、「東洋のシンドラー」とも呼ばれています。
その杉原千畝は、岐阜県八百津町出身であり、早稲田大学が母校としても知られ、1月は杉原千畝の誕生月でもあります。
2011年、早稲田キャンパス内にレリーフを設置し、その偉業を顕彰しているところですが、2016年より氏の出身地である八百津町と本学学生団体との文化交流事業も開始しました。
八百津町には、氏の功績を称え、そして後世に記憶を伝えるための記念公園である「人道の丘公園」があり、公園内には、ユダヤ人が迫害されるに至った経緯から氏がビザを発給する決意に至ったまでの様々な資料を展示する「杉原千畝記念館」があります。学生がそれらの施設を訪れ、人の命を救うことの大切さを学ぶことは、交流事業の柱の一つです。
2019年度も、八百津町と文化交流事業を実施するため、現在検討を重ねています。2019年度の交流事業については、決まり次第またお知らせしていきますが、八百津町との過去の交流事業については、こちらの記事を是非ご覧ください。
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2017年度
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