「Nobel Perspectives Live!」 を開催

ノーベル経済学賞受賞者シンポジウム「Nobel Perspectives Live!」 日本特別イベントをUBSとの共催にて開催

2023年6月5日(月)、世界の主要な市場で事業を展開するグローバル金融機関UBSとの共催により、3人のノーベル経済学賞受賞者(Bengt Holmström 氏、Michael Spence氏、Sir Christopher A. Pissarides氏)をお招きしたシンポジウム”Nobel Perspectives Live!”を大隈記念講堂にて開催いたしました。

本シンポジウムは、共催機関であるUBSが各都市にて定期開催している「Nobel Perspectives Live!」シリーズの日本講演として位置づけられており、過去にはフランクフルト、香港、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、上海、シンガポール、台北で開催されています。本学は、本シンポジウムシリーズの国内大学における唯一の実施機関となり、約900名の本学学生・教職員からの事前申し込みがありました。

当日は、イベントに先立ち、早稲田大学田中愛治総長をはじめとする本学役職者とゲストとの懇談を行いました。懇談では、AIや自動化技術の進歩による現代社会への影響、日本や世界が直面する様々な経済課題、次世代を担う若者に期待することなどが話し合われました。

イベント開始直前には、会場である大隈記念講堂のロビーにゲストの3名が登場し、学生との自由な交流セッションを実施しました。ゲストには、時間が許す限り本学学生から質問や相談に対応をいただき、セッションに参加した学生からは「ノーベル経済学賞受賞者に直接質問することができるとは思わず、大変貴重な機会になった」、「現在大学で学んでいる経済学について、研究者の視点から様々なアドバイスやコメントをいただくことができた」などのコメントが寄せられました。

本学田中愛治総長による挨拶と開催に対する謝辞により始まったイベントは、司会を担当した中村善二 UBS証券代表取締役社長(本学理工学研究科修了)、進行を担当した元日本銀行副総裁で本学政治経済学術院の若田部昌澄教授、ゲストとして登壇したノーベル経済学賞受賞者であるBengt Holmström 氏、Michael Spence氏、Sir Christopher A. Pissarides氏の計5名の登壇者により、すべて英語にて執り行われました。

イベントでは、「自動化、AI、ロボティックスは労働力と世界の労働市場にどのような変化をもたらすか」、「日本社会が直面している課題やチャンスは」といった事前に学生から募集した質問に対して経済学的視点での議論が展開され、オンラインツールを用いて参加者がその場でアンケートに回答するといった一幕もありました。また、本学学生をはじめとする若い世代に向けたメッセージやアドバイスをいただく場面もあり、参加した学生は真剣な眼差しで聞き入っていました。

イベントの最後には、本学の弦間正彦理事(国際部門総括)から閉会の挨拶と今後の若い世代に向けたメッセ―ジが述べられ、”Nobel Perspectives Live!”恒例となっている全体写真の撮影をもって盛大に締めくくられました。

今回のイベントに参加した学生は、世界的にも著名な経済学者たちとの貴重な交流をとおして、日本社会や国際社会が直面している課題やチャンスについての学びを深めただけでなく、次世代を担うグローバルリーダーに成長していくための大きな知見とヒントを得ることができました。

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