’22ファイナリスト 10作品発表

早稲田大学は、第22回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」のファイナリスト10作品を選出いたしました。第22回となる本年度は、2022年4月19日から5月31日までの募集期間中に、134作品の推薦・応募がありました。

第22回ファイナリスト(最終候補)作品

ファイナリストの全作品は、以下の通りです。(応募・推薦受付順)

No. 1: 『ソ連兵へ差し出された娘たち』

【候補者】平井 美帆

【発表媒体】書籍(集英社)

No. 2:  NHKスペシャル「原爆初動調査 隠された真実」

【候補者】原爆初動調査 取材班

【発表媒体】NHK総合

No. 3:  Fujiと沖縄 本土復帰50年

【候補者】Fujiと沖縄 本土復帰50年取材班 代表 前島 文彦

【発表媒体】山梨日日新聞本紙及び電子版

No. 4:  連載「消えた『四島返還』」を柱とする「#北方領土考」キャンペーン

【候補者】北海道新聞日ロ取材班 代表 渡辺 玲男

【発表媒体】北海道新聞、北海道新聞電子版特設サイト、書籍「消えた『四島返還』 安倍政権 日ロ交渉2800日を追う」

No. 5:  ミャンマー軍の弾圧や軍事攻撃の実態に迫る一連のデジタル調査報道

【候補者】NHKスペシャル ミャンマープロジェクト 代表 善家 賢

【発表媒体】NHK総合テレビなど

No. 6:  NHKスペシャル
「東日本大震災から11年 被災の海 未来をどう築くか」

【候補者】NHK「被災の海」取材班

【発表媒体】NHK総合テレビ(インターネットでも同時配信)

No. 7:  国土交通省の基幹統計不正をめぐる一連の報道

【候補者】統計不正問題取材班 代表 伊藤 嘉孝

【発表媒体】朝日新聞、朝日新聞デジタル(朝日新聞のWEB版)

No. 8:  ロシア侵攻下のウクライナ現地取材

【発表媒体】TBSテレビ、Web

No. 9:  調査報道シリーズ「国費解剖」

【候補者】「国費解剖」取材班 代表 鷺森 弘

【発表媒体】日本経済新聞、日経電子版

No.10:  NHK ETV特集
「”玉砕”の島を生きて ~テニアン島 日本人移民の記録~」

【候補者】太田 直子

【発表媒体】NHK Eテレ

 

ご参考

石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞

早稲田大学は、建学以来多くの優れた人材を言論、ジャーナリズムの世界に送り出して参りました。先人たちの伝統を受け継ぎ、この時代の大きな転換期に自由な言論の環境を作り出すこと、言論の場で高い理想を掲げて公正な論戦を展開する人材を輩出することは、時代を超えた本学の使命であり、責務です。

石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」は、このような背景のもと、社会的使命・責任を自覚した言論人の育成と、自由かつ開かれた環境の形成への寄与を目的として2000年に創設され、翌2001年より毎年、広く社会文化と公共の利益に貢献したジャーナリスト個人の活動を発掘、顕彰してきたものです。

本賞は、公共奉仕部門・草の根民主主義部門・文化貢献部門の3部門を設けております。各部門の大賞受賞者には正賞(賞状)と副賞(記念メダル)および賞金50万円を贈呈します。また、奨励賞を贈呈する場合があり、受賞者には正賞(賞状)と副賞(記念メダル)および賞金10万円が贈られます。

各部門受賞者には、ジャーナリストを志す本学学生のための記念講座にてご講義いただく予定です。

選考方法

下記10名の選考委員からなる選考委員会により、本賞の主旨に照らして、商業主義を廃し、中立公平な立場から厳正な審査を行います。

  • 瀬川 至朗:早稲田大学政治経済学術院教授(ジャーナリズム研究)
  • 高橋 恭子:早稲田大学政治経済学術院教授(映像ジャーナリズム論)
  • 武田 徹:ジャーナリスト、専修大学文学部教授
  • 土屋 礼子:早稲田大学政治経済学術院教授(メディア史、歴史社会学)
  • 中谷 礼仁:早稲田大学理工学術院教授(建築史、歴史工学研究)
  • 中林 美恵子:早稲田大学留学センター教授(政治学、国際公共政策)
  • 三浦 俊章:ジャーナリスト
  • 山根 基世:アナウンサー
  • 吉岡 忍:作家、日本ペンクラブ前会長
  • ルーシー・クラフト:ジャーナリスト
記念講座『ジャーナリズムの現在』(全学部生対象)

2002年4月より開講。前年の本賞受賞者、選考委員、活動が注目されたジャーナリストの方々を講師として迎えています。また、講義内容を再構成した書籍を刊行。最新刊は『民主主義は支えられることを求めている!』(編著:瀬川至朗 2021年12月 早稲田大学出版部)

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