場所： 早稲田キャンパス17-3号館2階会議室 撮影： 2019/1/18
さまざまな着物が用意されています
重ね襟も種類が豊富です
草履や小物は、スクールカラーのエンジ色が人気です
好みに合わせてプロが袴選びをお手伝いしてくれます
1月15日～19日の5日間、早稲田キャンパスでは、大学生協主催の「レンタル袴展示会」が開催されました。このイベントは、毎年各キャンパスにおいて、大学生協と提携している袴レンタル業者が合同で行うもので、今年も多くの学生が参加しました。学生にとっては、一度に複数の袴を比較して見られる点や、授業の合間にキャンパス内で袴を選べる点が魅力のようです。
また最大の魅力は、卒業式当日、大学に近い会場で着付けや返却ができ、卒業式の前後を身軽に過ごせることではないでしょうか。
展示会では、まず気に入ったデザインの着物を求めて、会場内を見て回ります。ある程度好みの着物が絞れたら、スタッフさんが手際よく洋服の上から着付けをしてくださいます。着物が決まったら、袴、履物、小物と次々と決めていきます。履物は、草履派とブーツ派に分かれ、どちらを選択するかによって袴の丈の長さが変わるそうです。帯や重ね襟にもさまざまな色味があり、合わせるものによって印象が変わるため、小物選びにおいても学生達の表情は真剣です。ちなみに、スタッフさんから聞いた話によると、早稲田大学では大学のスクールカラーであるエンジ色が人気で、小物のどこかに取り入れたいという学生が多いそうです。母校への愛が感じられる素敵なエピソードですね。
展示会では、卒業式という晴れの舞台に立つ姿を思い浮かべながら、真剣かつ楽しそうに袴選びをする学生達の姿がとても印象的でした。素敵な袴と晴れやかな笑顔で、思い出に残る卒業式をお過ごしください。（こ）
