2018年10月11日(木)と12日(金)の2日間に渡り、日本とスウェーデンの大学間で進めている共同研究促進のプログラム MIRAIワークショップが本学で実施されました。
MIRAIプロジェクトは、2015年10月の日本・スウェーデン学長会議をきっかけに始まった事業で、日本とスウェーデンの大学間の長期的な研究分野における協業を促し、双方の大学のプレゼンスを上げる4年間のプロジェクトです。スウェーデンの7大学、本学を含む日本の8大学が参画しています。
この度、年に1回実施されるMIRAIセミナー&サイエンティフィックセッションを日本(早稲田、東大、上智大)で実施しました。今回の参加者は両国の研究者を中心に約230名であり、特に早稲田大学は、全4分野(Sustainability, Material Science, Ageing, Innovation)のうちのAgeing、InnovationのワークショップのChairを担いました。
1.Ageing分野ワークショップ プログラム詳細
“Active and Healthy Ageing in Japan and Sweden – Individual, Group, and Population Perspectives”をテーマに、約50名の両国の専門家が2日間に渡って交流しました。
2.Innovation分野ワークショップ プログラム詳細
“Innovation Perspective for the Future” をテーマに、約50名の両国の専門家が2日間に渡って交流しました。
来年6月にはAgeing、Innovationのワークショップを日本において開催する予定です。
更に11月にはスウェーデンでMIRAIセミナーが行われる予定であり、今後もMIRAIプロジェクトは続いていきます。
前回のAgeing Workshopについて(ご参考)
今回のワークショップは、2018年6月にヨーテボリで開催されたワークショップに引き続いて行われたものである。6月のワークショップでは、チャルマース工科大学のHolger Rootzen教授、本学の樋口満教授、ヨーテボリ大学のIngmar Skoog教授より基調講演が行われた。
21名の研究者が参加し、活発なグループディスカッションが行われ、Ageingの研究分野における研究者同士の視野を広めることとなった。