場所: 南門 早稲田通り 撮影: 2018/3/14
日中は春を感じる暖かい日が増えてきました。桜の開花も待ち遠しいですね。早稲田大学の南門通りの桜は、早くも開花しています。
春休みに入り、比較的時間に余裕がある学生も多いのではないでしょうか。そうした学生が、早稲田キャンパスの最寄駅である早稲田駅ではなく、早稲田通り沿いに高田馬場駅まで歩いて帰ることを、「馬場歩き」と呼んでいます。海外からの留学生にも知られており、英語では「Baba Walk」と言うそうです。徒歩約20分の道のりの途中にはラーメン、カレー、丼などワセメシと呼ばれる飲食店が立ち並んでいます。カロリー消費を目的に馬場歩きをしている学生が、誘惑に負けてしまうことも多いようです。また、風情ある喫茶店や古本屋さんも数多く、学生街として思い出深い卒業生の方も多いのではないでしょうか。
途中には「子育地蔵尊」があります。子どもの健やかな成長を見守り、様々な願いがかなうお地蔵様として、地域の人々から大切にされてきました。高田馬場駅近くには、60年以上続き、早大生に親しまれている名画座映画館もあります。根強いファンに支えられ、旧作2本立てを中心に上映しています。
新生活が始まり慌ただしくなる前に、春の心地よい風を感じながら、のんびりと馬場歩きをしてみるのはいかがでしょうか。会話を楽しんだり、考え事したりしながら歩いていると、良い気分転換になります。(ま)