Waseda Vision 150 の達成にむけて 積極的かつ長期的な資産運用 Waseda Endowment 開始

早稲田大学が取り組む Waseda Vision 150 の理念を確実に達成するためには、諸施策を実行するための財務基盤の強化が欠かせません。しかしながら、大学財政における収支状況は非常に厳しく、今後、学生数減少、教員採用増、公的補助金の縮小見込み等により、さらに収支の悪化が予想されます。

そのため本学は、Waseda Vision150 の核心戦略11「財務体質の強化」のなかで、教育・研究活動による収入を補うため、教育活動外収入の増加をめざし、様々な施策を検討してきました。その施策の一つとして資金運用方針を一部改定し、限定された一部の資金については、これまでより積極的かつ長期的な運用を開始します。

この資金については、名称を「Waseda Endowment」とし、これまでのミドルリスク・ミドルリターンを基本とした運用とは別に、リスクをやや高めることで従来以上の高収益を目指した運用を行います。既に海外の主要大学では、寄付金などを原資とした基金を保有し、巨額の運用収益を実現することにより大学経営の基盤強化をはかっております。本学においても、規模は異なるものの同様の取り組みをめざすものです。

なお、この取り組みについては、4~5年をかけて様子を見ながら、慎重かつ段階的に展開していきます。一方、多くを占める従来タイプの資金運用については債券を中心としたこれまでの投資方針を継続し、大学全体のポートフォリオとしてはバランスのとれた運用を実現していくこととします。

Waseda Endowment の特徴は以下のとおりです。

  •  運用原資(総額で1億ドル・約113億円)を限定し、過去の資金運用益の積み上げや使途非限定の寄付金に限る(この原資は資産運用総額(時価)の約1割に相当)
  • 外部の専門家を活用し、きめ細かな運用体制を構築することで、ミドルハイリスク、ミドルハイリターンの長期的な収益実現をめざす
  • 引き続き、コンプライアンス・内部統制の徹底、運用プロセスの透明化を図り、適切なリスク管理を徹底する
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WASEDA University

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