場所: 大隈庭園 撮影: 2017/12/8
年内も余日少なくなりましたが、12月8日(金)に「もちつき大会」が早稲田大学大隈庭園にて開催されました。これは、日本語教育研究センター(CJL)主催、ICC(異文化交流センター)共催で行われる、毎年恒例のイベントです。留学生のみなさんは、日本のお正月の風物詩を一足先に体験が出来るということもあり、この日を楽しみにしています。
今年もゲストに荒汐部屋の相撲力士の方々8名をお迎えしました。はじめて力士と対面する留学生の皆さんはとても嬉しそうです。力士の皆さんが「よいしょ!」という掛け声を掛け、杵で力強く餅をつく様子は迫力があります。力士と一緒に写真を撮るコーナーにも長蛇の列が出来ていました。また、力士による相撲についての講座も開かれました。しこの踏み方、けが防止のための股割り、普段の稽古などを間近で見ることが出来る企画です。解説付きの実演を前に、あちらこちらから感動の声が聞こえてきました。
また、このイベントでは、参加者も実際に餅つき体験をすることができます。杵の重さに驚いている方や、スタッフのアドバイスを受けて、コツを掴んだ留学生の笑顔がとても印象的でした。力士や参加者がついたお餅がその場でふるまわれるのもこのイベントの魅力です。寒空の下、つきたてのお餅が入ったけんちん汁で、身も心も温まったのではないでしょうか。
留学生にとって、力士との餅つき大会は、日本文化に触れるよい思い出になったことかと思います。お正月を目前にしてお餅を目にすることも多くなってきています。参加した留学生の皆さんも、ぜひお正月にお餅を食べながら、今日の事を思い出してくださいね。(ま)