2017年9月16日、トミー・E・レメンゲサウ・Jr.・パラオ共和国大統領が本学を訪問しました。
大統領は、卒業生1,338名のうち海外からの留学生が576名を占める国際色豊かな9月卒業式に合わせて来訪し、鎌田薫総長らと懇談を行いました。懇談では、教育・研究の双方から、パラオ共和国と本学との連携をさらに深化させるための意見交換が行われました。
本学より、今後の両国の若手人材の教育の重要性を述べたのに対し、レメンゲサウ大統領は「パラオ・日本両国は距離的にも近い。フィールドスタディー等含め、より一層の人的交流の促進を期待します」と述べました。また、本学の多様性を「Richness in Diversity」と高く評価。自身のスローガンの一つでもある言葉「Preserve the Best, Improve the Rest」(最善のものを保持し、それ以外を改善しよう)を、本学のさらなる発展に対する激励として送りました。
今回の訪問を機に、本学とパラオ共和国の教育・研究の交流が盛んとなり、アジア・オセアニア両地域の発展に貢献するこのとできる人材の輩出が期待されます。