12月11日(日)、早稲田大学安部球場で「Hello!WASEDA プレイボールプロジェクト~野球を始めよう、楽しもう、学ぼう~」が開催されました。
このイベントは、主には西東京市在住の小学生以下の子供たちを対象に、野球の魅力を知ることのできるミニゲームや、怪我を予防できる正しい体の動かし方などを知ることのできる企画となっており、本学野球部OB組織と現役野球部員、大学公認プロジェクト「Hello!WASEDA」の共催で運営されています。講師役は本学出身の現役野球選手が務め、普段はなかなか接することのできないプロ野球選手と交流できる貴重な機会となりました。
今年は福岡ソフトバンクホークス 和田毅投手(2002年度 人間科学部卒)、MLBヒューストン・アストロズ 青木宣親外野手(2003年度 人間科学部卒)、横浜DeNAベイスターズ 須田幸太投手(2008年度 スポーツ科学部卒)、北海道日本ハムファイターズ 斎藤佑樹投手(2010年度 教育学部卒)、千葉ロッテマリーンズ 中村奨吾内野手、北海道日本ハムファイターズ 有原航平投手(ともに2014年度 スポーツ科学部卒)が参加し、参加した子供たちとの交流を楽しみながら、随所にプロならではのプレーを披露しました。
青木選手はロングティーでさく越えホームランを放ち、斎藤投手は子供たちのリクエストに応えフォークボールを披露しました。プロの打球の鋭さや投げる球の切れ味に子供たちの目も釘付けとなり、集まった子供たちからは「すごい!」「はやい!」など歓声があがりました。
イベントの幹事である日本ハムファイターズの大渕隆スカウトディレクターは、「勝つためだけの野球を追求するのではなく、まずは野球に親しみを持ち、全力でプレーすることの重要性に気付いてほしい」とプロジェクトを始めた動機を語りました。
野球を実際に「体験」し、正しいフォームや準備運動を「学ぶ」こともできるこのイベントは約7時間にわたって実施され、大盛況のうちに幕を閉じました。