12月12日、本学大隈記念タワー(26号館)多目的講義室にて「杉原千畝とタデウシュ・ロメル ~第二次世界大戦中、ユダヤ人を救った二人の外交官~」を開催しました。
事前申し込みで満席になるほどの高い注目を集めた本講演の中で、まず千畝の長男の夫人である杉原美智氏から、千畝の当時の状況や決断に至った背景など、家族だからこそ知る貴重なエピソードを交えてご紹介頂きました。一方、ワルシャワ大学のルトコフスカ教授からは、駐日本大使として千畝と同じくポーランド系ユダヤ人難民をビザ発給で助けたロメル大使の紹介がありました。
アウシュビッツやまたそれをとりまく当時の状況などついてある程度の知識を有する参加者にとっても、新たな情報を知る興味深い講演会になりました。
- 杉原美智氏
- ルトコフスカ教授
- 講演のようす