場所: 27号館地下1階ワセダギャラリー、27号館1階ショーウィンドウスペース、ICC 撮影: 2016/5/10

27号館地下1階ワセダギャラリーがメイン会場です

メイン会場のスタート地点には、岡崎さんのプロフィールが表示されています

27号館1階ショーウィンドウスペースにも展示されています。

3号館1階ICCラウンジにも展示されています。
岡崎直人さんの旅展・写真展「Meet the Smiles 3 ~Walking on the Colorful Planet 笑顔と色彩の魔法~」が5月19日(木)まで開催されています。 岡崎さんは、早稲田大学の専任職員として理工センターで活躍しながら、GW、お盆、正月などの休暇を使ってカンボジア、ツバル、チベット、キューバ、ナミビアなどの辺境に幾度となく一人旅をされています。これまでに回った国々はなんと50ヶ国を超えるそうです。
今回の企画は、下北沢での写真展に続き第3弾の開催です。本学では初の展示ですが、「Meet the smiles 3」というタイトルにしたのは、岡崎さんにとって1回目、2回目の企画の記憶を大切にしたい、過去に来場して下さった方にも敬意を表したいとの思いからです。
27号館地下1階ワセダギャラリーがメイン会場ですが、同じ27号館の1階ショーウィンドウスペースや、ICCでも展示を行っています。 展示されている写真は、異国の風景や老若何女さまざまな人々の写真です。 特に印象的なものは、カメラに向かって笑顔で写った子供たちの写真です。
岡崎さんになぜカメラに笑顔を向けてくれるのか聞いてみると「道行く人に突然写真をお願いするのではなく、声をかけ、一緒に遊んだりしながら前後のコミュニケーションを取ることで、自然と笑顔の写真が撮影できるようになる」のだそうです。 また、物騒な事件なども起こる中で、危険な目に合った事はないのか聞いてみると「よく聞かれますが、危険を感じるような経験は全くない。危険な場所に足を踏み入れないようにセンサーを働かせている」ということです。展示の中でもコメントがあるように、危険地帯に迷い込まないためには、子供たちの遊んでいる声が聞こえる方に進んでいくのがよいのだと教えてくれました。
展示の中のボードには、「撮影者の意図は・・・なんて難しいことは気にせず、感じるがままに、この空間を楽しんでください」との記述があります。その言葉通り、気軽な気持ちで写真を見ていくと、数十ヶ国の異なる国の人々の笑顔に違いがないことが感じられます。自分が笑顔で接すれば、どの国でも同じ笑顔が返ってくる、そんな気持ちにさせてくれる展示会です。皆さんも世界の人々の笑顔に触れてみてはいかがでしょうか。
27号館地下1階ワセダギャラリー | 27号館1階ショーウィンドウスペース |
2016年5月6日(金)~5月19日(木) 9:00~20:00(日曜除く) | 2016年4月29日(金)~5月19日(木) |
岡崎さんのコメント
これまでに二度、個人での写真展・旅展を開催したことがありましたが、今回は大学での開催ということで、大変貴重な機会をいただきました。会場の規模も大きいので、展示作品の選定やレイアウト、全体の雰囲気などもかなり時間をかけて練り上げてみました。
一方、改めて自分で展示会場を見回してみると、開始にこぎつけるまでに作業をお手伝いいただいた方々、企画をしてくださった方々、旅先で助けていただいた方々、何より被写体の子供たちの顔が胸に浮かびます。いろいろな人との出会いや助けがあって実現に至ったのだなぁという実感が強く湧くとともに、感謝の念に堪えません。
展示内容は、決して堅苦しいものではありません。どなたでも気軽にご覧いただけるものになっています。個人的に、人とのつながりや寛容さ、多文化理解、といったテーマを持ってはいますが、難しいことは置いておいて、まずは会場の雰囲気を楽しんでいただければと思っています。 早稲田大学でプチ旅体験をして、笑顔にほっこりしてください!ご来場、心よりお待ちしています。