今年4月にリニューアルした27号館ショーウィンドウに、三十数年に亘り、文字で早稲田を支えている本学嘱託書家・渡部大語氏の作品が飾られています。実は普段、学生の皆さんが目にしている学内行事の立て看板は、ほぼ全てが渡部氏によって書かれたものです。看板の文字とはまた異なった、迫力溢れる作品をご覧ください。
なお、本企画は、10月8日よりワセダギャラリーで開催される「渡部大語書作展―書の花々を咲かせましょう―」に先立ち、作品を展示しているものです。
渡部大語氏のコメント
「大きな作品を書くのはなかなか面白いです。今回展示されている中でも『一歩』という作品は、東日本大震災の後に“復興に向け一歩一歩進んで行こう”という気持ちを込めて書いたもので、特に思い入れがあります。ウィンドウに飾られている作品は大作ですが、10月8日からワセダギャラリーで行われる書作展では、小さな作品を数多く展示していますので、また違いを楽しんでいただけると思います。ご興味があれば、ぜひ足を運んでみてください。」