早稲田大学は、平成26年度(2014年度)文部科学省「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に採択されました。全国で10の大学のみが認定されるプログラムで、本学からは「世界で都市問題に取り組む人材を育てる学際的国際貢献プログラム」を申請し、採択されました。2015年度から3ヶ年間、本プログラムが定める対象国・地域(東南アジア、南西アジア、ロシア・CIS諸国、中東欧、アフリカ、米国、北欧)から来日する学部留学生で本プログラムへの参加を強く希望する留学生10名を国費外国人留学生として文部科学省に推薦します。早稲田大学が採択されたプログラムは、世界各国で進む都市化問題の解決に寄与する人材を育成することを目的としており、建学の精神に基づく本学の国際貢献事業として実施します。本プログラムを通じて3ヶ年で最大30名の留学生が大学推薦国費外国人留学生として採用され、学費等が免除される他、国費留学生としての奨学金が4年間に渡って給付されます。プログラムの概要は以下になります。
プログラム概要
形態:学部横断的プロジェクト型教育プログラム
主管:早稲田大学留学センター
年度:2015~2020年度(6ヶ年間)
目的:世界各国で起こっている「都市化問題」の解消を目指す人材を育成することを目的とする。
対象:社会科学部・国際教養学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の英語履修コースに在籍する学部生で、主には外国人留学生を対象とするが、日本人学生も本プログラムに参加可能。
特長:本属学部のカリキュラムに従って履修し、本プログラムが指定する科目を選択履修し、要件を満たした学生には修了証を発行。在学中・卒業後も共通プラットフォームに所属し、連携を図りながら、出身国の都市化問題の解決に寄与しうる人材ネットワークを構築。
進路:学部卒業後、「都市化問題」に関係する研究職あるいは専門職に就く者を想定。
奨学金:2015~2017年度に入学する外国人留学生の内、学内選考に合格した者を毎年10名、国費外国人留学生として文部科学省に推薦。
カリキュラム
1.本属学部のカリキュラムに従って、標準修了年限内での英語コースによる学位取得を目指す。
2.アカデミックコンサルティングを受けながら、「都市化問題」に関連する科目(本属学部+他学部)を選択履修する。
3.外国人留学生は日本語科目を履修(社会科学部と国際教養学部は必修)する。
4.「日本型都市化問題解決特講」(平成29年度開講)は必修(「共同ゼミ」検討中)。
5.参加必須プログラム(単位付与なし):①共通プラットフォーム、②オリエンテーション、③フィールドトリップ、④アカデミックコンサルティング(年2回)、⑤オーラル・プレゼンテーション(年1回)
6.参加任意プログラム(単位付与なし):①日本文化理解のためのワークショップ、②課外活動、③特別セミナー、④フィールドトリップ、⑤インターンシップまたはボランティア活動
本件に関するお問い合わせ先
早稲田大学留学センター
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