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卒業生のキャリアデザイン(1)

特集:Finding My Future

  • #校友

Wed 30 Jul 25

特集:Finding My Future

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Wed 30 Jul 25

海外で見つけたやりがいを、社会の中で突き詰める

ハワイでのボランティア活動で知った文化の魅力を伝える喜び

株式会社Gakken 澤田未来さん(2015年文学部卒業)

出版社で、子どもや入門者に向けた書籍を制作しています。編集の仕事を志したのは、大学時代のボランティア活動がきっかけでした。

早稲田大学の文学部で美術史を学んでいた私は、当時は学芸員などを目指し、大学院進学を志望。しかし論文作成などの学術的なアプローチが上手くいかず、徐々に進路を悩むようになりました。そうした中で、視点を変えてくれたのが、平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)が提供する公認プログラムです。

アメリカ・ハワイ島の学校で、現地の子どもたちに日本語教育支援を行うボランティア活動で、私は年に2回参加していました。英語で日本文化を伝えるためには、教材を工夫しなければなりません。そこで、自分が得意とする美術作品を教材に使用したところ、子どもたちが目を輝かせて楽しんでくれました。活動の中で、芸術や文化の魅力を人に伝えることにやりがいを感じ、メディア業界を中心に就職活動を始めました。

卒業後は教育サービスの企業で営業職を経験した後、より制作に近い仕事がしたいと退職。青年海外協力隊として、フィジーで教材を作る活動に従事しました。2年間の活動を経て、「日本の子どもたちにも学びを届けたい」 と入社したのが、現在の会社です。文化の異なる子どもたちの視点に立ち、教育活動に挑戦してきた経験は、物事を分かりやすく伝える力として役立っています。興味の赴くままにチャレンジし、目の前のことから懸命に学ぶ姿勢が、やりがいのあるキャリアを進む上で大切なのだと思います。

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