Message from President

Message from Aiji Tanaka, the President of Waseda University

早稲田大学 第17代総長田中愛治が、2期目の任期を迎えるにあたり、早稲田大学が目指すビジョンと皆さんへのメッセージをお届けします。

世界に貢献する学生を育て、送り出すことが、早稲田大学の使命

たなか・あいじ/1951年、東京都生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部卒業。1985年オハイオ州立大学大学院修了、政治学博士(Ph.D.)。東洋英和女学院大学、青山学院大学、本学政治経済学術院教授などを経て現職。2006年から本学の教務部長、理事、および世界政治学会(IPSA)会長などを歴任。現在、日本私立大学連盟会長、日本私立大学団体連合会会長、全私学連合代表等を多数務める。

私が考えている早稲田の将来ビジョンは、2040年までに、早稲田大学は日本で最も入学して学びたい大学であると、日本中の若い方たちに思われる大学になることです。

私は、早稲田大学が偏差値や、卒業生が獲得するノーベル賞の数で日本一になるとは思っていません。しかし、創立者の大隈重信が、建学の精神である「早稲田大学教旨」の説明の中で、「一身一家、一国のためのみならず。進んで世界に貢献する抱負が無くてはならぬ。」と述べているように、世界に貢献する学生を育て、送り出すことが、早稲田大学の使命です。

その精神を受け継ぎ、世界人類のことを視野にいれて、何らかの形で人々に貢献するグローバルリーダーになるには、日本のどの大学で学ぶよりも、早稲田大学で学ぶことが、最も効果があると、日本中の若い人に思われるようになることは不可能な夢ではなく、目指すべき目標だと考えています。

早稲田が目指すグローバルリーダーとは、必ずしも海外の国際機関や外資系の企業で働くことだけではありません。日本中の、いや地球上のどんな小さな村や町に住もうと、どんな小さな会社や団体、NPOなどに属していようと、常に世界の人々のことを視野に入れて、何らかの形で貢献しようとするならば、その人はグローバルリーダーであると、早稲田では考えています。そうなるには、早稲田に入学して学び、学生生活を送ることが最も有効な方法だと思ってもらえる大学になることが大切です。

そして歩みを止めず、今も昔も「学生が輝く早稲田の未来」を目指し続ければ、2050年、28年後ですから、今の大学4年生がおおよそ50歳になる頃には、早稲田はアジアで最も学ぶ価値がある大学であると、アジア中いや世界中の若い人に思ってもらえるような大学になることも、不可能な夢ではありません。

そんな早稲田のビジョンの行く末に、期待していただき、共に歩んでもらいたいと思います。

皆さんへのメッセージ

学生の皆さんへのメッセージ

教職員の皆さんへのメッセージ

校友の皆さんへのメッセージ

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