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“Waseda, the Best”
世界に飛躍する第2ステージへ

鎌田薫総長社会のグローバル化・ボーダレス化の進展は、年を追って急速に強まり、日本のあらゆる分野に及んでいます。当然、大学も例外ではありません。国内と海外といった区分はもはや意味を持たず、「質の高い教育」「質の高い研究」を追求する国内外の大学間競争はますます激しくなっています。

早稲田大学は、その創立以来、常に不変の理念を尊重しながらも、社会の変化を敏感に感じとり、様々な課題に敢然と挑戦し、変革への道筋を切り開いてきました。建学の精神を体現した幾多の先人たちの挑戦によって、“早稲田”が築かれてきたことは間違いありません。しかし、さらなる大きな変化の潮流を迎えるなかで、先人たちが築き上げた早稲田の伝統を一段と発展させることが、今を生きる早稲田人の使命であり、また責任であると考えます。

私たちが目指す早稲田の姿とは何でしょうか。それは、世界の教育、世界の研究をリードする“Waseda”を作り上げることです。Best Education, Best Research, さらにBest Communityを旨として、世界スタンダードにおいてあらゆる分野で“the Best”の実現に向けて、全学一丸となって前進して行かなければなりません。今こそ、早稲田の歴史が育んできた挑戦の志を大きく開花させ、具体的な形に結実させる時であろうと思います。

もっとも、世界への挑戦は、周到な準備なくして行えるものではありません。大きな飛躍を遂げるべき時であるからこそ、十分に力を蓄えることが必要です。学祖大隈重信の言葉として、「高く飛ばんと欲すれば深く学ばざるべからず」がよく知られています。これは私が総長に就任し、改革の第一歩を踏み出した時の思いでもありました。当初の4年間は、まさに「高く飛ばん」と欲するがゆえに、「深く学ぶ」(十分な準備をする)期間であったといえます。この第1ステージで私が目指したことは、以下の3点でした。

  1. 世界への飛躍を念頭においた明確なビジョンと計画の策定
  2. 世界スタンダードを視野に入れた制度枠組の創設
  3. 世界の大学と伍して戦える財政基盤の構築

これらは次の発展を目指すビジョンと計画「Waseda Vision 150」として結実し、新たな施策として、教育面ではクォーター制の導入やグローバルエデュケーションセンター・大学総合研究センターの設置、研究面では研究戦略センターにおけるURA (University Research Administrator)の導入等により、研究活性化支援を充実してきました。また、世界に向けて大学を開放し、ダイナミックな頭脳の国際的流動の中で、教育・研究の質と量の飛躍的向上を目指す「Waseda Ocean構想」(「スーパーグローバル大学創成支援」トップ型プログラム)を掲げ、大学世界ランキングにおいて100位以内に入ることや、10年で10万人のグローバルリーダー輩出を目指す体制を整えました。財政についても、財務内容の健全化や一層の寄付獲得について改善の兆しが見えており、世界レベルの研究や教育を推進していく体制が整いつつあります。

第1ステージにおいて、大学が一丸となって次のステージに踏み出す準備はできたと確信します。では、“Waseda, the Best”を目指す第2ステージは、どのような基本方針で進むべきでしょうか。私は次のように考えます。

学生の目線に立った改革の推進

大学の主役は学生です。いかに優秀な学生を育成し、社会・世界に輩出するか、それが大学の価値を決定します。学生の声に耳を傾け、新たな時代の人材養成に求められる質の高い教育の内容・方法を実現することはもちろん、対話型・課題解決型の授業に適した教育設備・施設の整備、留学やインターンシップなどのキャンパスの枠を超えた学習機会の拡充、奨学金制度の再構築など、第1ステージの改革のすべては「学生の目線」から行ってきたと自負しています。留学生も含めた学生・卒業生こそが、“Waseda, the Best”の現状を指し示す指標であり、またその成果を検証する証拠でもあります。第2ステージにおける飛躍もまた、「学生のために」という視点を中核にすえなければなりません。

既存の殻を破る、さらなる挑戦の姿勢

早稲田が標榜する「進取の精神」とは、従来の在り方に安住せず、その殻を破って、より大きな世界を目指すことに他なりません。そして、世界レベルの“Waseda”を実現するうえで最も重要なエネルギーこそ、そうした挑戦の姿勢であると考えます。

各学部・研究科・研究所はグローバル化・学際化の流れを受けて、教育・研究における豊かなアイデアを蓄積してきました。教職員にあっても、世界に打って出る研究構想、世界一流レベルを目指す教育内容・方法の発想、また大学経営に関する新しいアイデアを生み出してきました。“Waseda, the Best”は、そうした数多の「挑戦の意志」を基盤として、初めて実現が可能となります。皆が挑戦の契機を作り、力を合わせてそれを実現する。これこそが、第2ステージにおいて大学全体が取り組むべき方向性であろうと思います。

Wasedaの「研究」、「文化」、「精神」をもって世界に貢献

1913年、大隈重信は、早稲田大学教旨を定め、「世界の学問に裨補(ひほ)せん事を期す」、「広く世界に活動す可(べ)き人格を養成せん事を期す」と宣言しました。それから100年、世界への発信と貢献を誓う新たな宣言を行うべき時が来ています。第2ステージへの挑戦は、大隈の宣言を、今日の私たちが本当の意味で実現すると誓うこと、それ以外のなにものでもありません。

幸いなことに早稲田大学は、多くの優秀な教職員・校友・学生を擁しています。また、建学以来培ってきた伝統と蓄積もあります。こうした早稲田の力を、大きく「世界へ」と展開し、常に「世界のため」に貢献しようとする努力こそが求められています。改革のあらゆる側面が世界を牽引し、世界に貢献することを意識したものであること、それが第2ステージを支える基本理念でなければなりません。

「Waseda Vision 150」を通じた“Waseda, the Best”の実現を目指して、改革を積極的に推進していき、教職員・校友・学生が緊密な協働関係を築いて努力を重ねていくことによって、早稲田大学は、今以上に、その一員であることに誇りを持てる大学になっていくものと信じています。

早稲田大学総長 鎌田薫

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