米州開発銀行(IDB) アナ・マリア・イバニェス副総裁による講演会を開催

2023年11月10日(金)、米州開発銀行(IDB)副総裁のアナ・マリア・イバニェス氏をお招きした講演会を本学にて開催いたしました。

IDBは、中南米・カリブ(LAC)地域の域内加盟諸国の経済・社会発展に貢献することを目的として1959年に設立された国際開発金融機関であり、本学は2018年の協定締結以来、特に学生のインターンシップ派遣に関する交流を深めております。

当日は、中南米・カリブ地域における社会発展に関心のある学生や、国際機関に関心のある学生をはじめ約120名の学内外関係者が参加しました。

アナ・マリア・イバニェス副総裁

講演会は、「Latin America and The Caribbean’s Key Challenges」をテーマとして、「貧困をはじめとする格差の拡大」「カーボンニュートラル政策と公的資金の関係性」「高齢化社会がもたらす課題」「自然災害と地域への影響」「新型コロナウイルスによる社会への影響」などについて、中南米・カリブ地域の実態とその分析を事例としてお話をいただきました。これらの課題は中南米・カリブ地域のみならず、日本をはじめとした各国・地域にも共通するテーマであり、参加した学生は熱心にメモをとりながら真剣な眼差しで聞き入っておりました。
また、そのような課題に対して国際開発金融機関であるIDBはどのように向き合い、支援し、解決に導いているのかにも触れられ、特に国際機関でのキャリアに関心の高い学生にとっては、副総裁から直接お話を伺える貴重な機会となりました。

講演会の様子

講演会後は質疑応答の時間が設けられ、様々な国籍・バックグラウンドの学生から多くの質問が寄せられました。限られた時間のなか、様々な地域課題や社会においてIDBが果たすべき役割についての回答だけでなく、大学教員としてのバックグラウンドをお持ちの立場から、若い世代に向けた具体的なアドバイスや激励のお言葉もいただきました。

質疑応答の様子

今回の講演会に参加した学生は、副総裁との貴重な交流をとおして、中南米・カリブ地域が直面している社会課題やチャンスについての学びを深めただけでなく、早稲田大学が掲げる世界に貢献するグローバルリーダーに成長していくための大きな知見とヒントを得ることができたと言えます。

今回の講演会の実現にあたりご尽力をいただきました米州開発銀行・米州開発銀行アジア事務所のみなさまに、深く御礼を申し上げます。

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