2年次/建築設計計画Ⅱ 第4課題
『20×× 年11 月、「六本木5丁目西地区市街地再開発準備組合」は、市街地再開発事業を進める国際文化会館隣接の敷地内で巨大な暗渠を発見したと報じた。当局はこの暗渠の委細を調査するとともに、当初予定された再開発計画を全面的に見直しすることを余儀なくされた』
閑静な屋敷町の面影を残す鳥居坂に面する一角に建つ財団法人国際文化会館は国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952 年に設立された非営利の民間団体である。1955 年に前川國男、坂倉準三、吉村順三の共同設計により建設された会館は、講堂や会議室、宴会場、宿泊部門などからなり、1976 年と2006 年に増築と改修が行われ現在に至っている。
今回の課題では、宿泊施設( 棲む) に各自で考える提案施設( ○○する) を付加し、さらに敷地内で発見された巨大暗渠の有効活用する方法も合わせて、現代の東京に相応しい魅力ある複合施設の計画を求める。
『Urban AQUA FACROTY』 新井 すみ
『Green Cleft,Glass Carpet』 竹中 美穂
『Acropolis for the Athlete』 斉藤 健悟