2024年3月14日、学校法人早稲田大学と清水建設株式会社は「温故創新の森NOVARE」にて、「カーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定」の締結式と記者発表を行いました。

清水建設株式会社の研究拠点「NOVARE」
冒頭、早稲田大学 田中愛治総長と、清水建設株式会社 井上和幸社長による、本協定への取組について説明がありました。

田中愛治総長(早稲田大学)
本協定を締結することで、共同研究等研究開発、研究・教育とそれにかかる人材交流と育成、新技術開発、起業支援等新事業の創出に向けた相互協力、関係する施設の相互利用、イベント開催に関する相互協力等について、連携した活動を行っていくことをプレゼンしました。
その後、田中総長、井上社長が協定書にそれぞれ署名し、「カーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定」が締結されました。

左から清水建設株式会社 山地徹副社長、井上和幸社長、早稲田大学 田中愛治総長、後藤晴彦副総長
その後、取材記者からの質疑応答に移り、田中総長をはじめ、林泰弘センター所長、田辺新一教授(CNトップPI・理工学術院)らが今後の連携について回答しました。

林泰弘センター所長(理工学術院・教授)

田辺新一教授(CNトップPI・理工学術院)
記者発表終了後も囲み取材にて活発な質問が続き、本協定への関心の高さが窺えました。

囲み取材を受ける高口洋人教授(研究推進部副部長・理工学術院)

林センター所長
本協定締結発表会が開催された研究拠点「NOVARE」には、江東区指定有形文化財に指定されている「旧渋沢邸」(日本近代資本経済の父と称される渋沢栄一が暮らした邸宅)も併設されています。

旧渋沢邸を見学した林センター所長と田辺教授
今後も、カーボンニュートラル社会研究教育センターは本協定を推進すると共に、カーボンニュートラル社会実現に資する研究・教育を実施してまいります。