Waseda Center for a Carbon Neutral Society早稲田大学 カーボンニュートラル社会研究教育センター(WCANS)

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カーボンニュートラル実現に向けたアイデアコンペティションの最終審査が行われました

11月8日(土)に、早稲田大学121号館コマツホールにて、『カーボンニュートラル実現に向けたアイデアコンペティション』の最終審査が行われ、一次審査を勝ち抜いた6組がプレゼンテーションを披露しました。

早稲田大学は、2021年11月に「早稲田大学カーボンニュートラル宣言」を行いました。この宣言では、最先端研究、人材育成、キャンパスのカーボンニュートラル化の3つを組み合わせる、「WASEDA Carbon Net Zero Challenge」の構想が提示されました。

特に、キャンパスのカーボンニュートラル化については、早稲田大学の創立150周年である2032年が目標年次とされています。キャンパスのカーボンニュートラル化を達成するには、ハードのアイディアと、ソフトのアイディアを両輪で推進することが重要です。

早稲田大学のキャンパスの実状を踏まえた先進的なアイディアは、早稲田大学をフィールドに活動する学生から生じるのではないか?そのような仮説のもと、本学学生を対象としたコンペを開催することになりました。

本最終審査では、77組のエントリーの中で、ビジネス性、展開性、先進性、独自性の4つの観点から特に評価の高かった6組がプレゼンテーションを行い、審査員による審査によって各賞の受賞者を決定しました。また、会場に集まった観客からの投票に従い、オーディエンス賞受賞者が選出されました。

最優秀賞を受賞したエントリーNo.53チーム『0番地』

最優秀賞は、エントリーNo.53チーム『0番地』の川野芽衣さん、永田あおいさん、草島怜應さんが見事受賞しました。提案タイトルは『學電ゼロ:学業と環境のための モバイルバッテリーレンタルサービス』です。

オーディエンス賞を受賞したエントリーNo.05の小町 優奈さん

オーディエンス賞を獲得したのは、エントリーNo.05の小町 優奈さんでした。提案タイトルは『WASEDA CIRCULAR CLOSET』でした。

その他、環境デザイン賞、エネルギー賞、CNデザイン賞、CN新人賞 / イノベーティブ賞、TEPCO特別賞の各受賞者が選出されました。
審査結果は以下の通りです。

 

審査結果

最優秀賞 副賞:Amazonギフトカード30万円分 + ふくしまギフト

エントリーNo.53
タイトル『學電ゼロ:学業と環境のための モバイルバッテリーレンタルサービス』
チーム    『0番地』  川野芽衣さん、草島怜應さん、永田あおいさん

環境デザイン賞 副賞:Amazonギフトカード10万円分 + ふくしまギフト / オーディエンス賞

エントリーNo.05
タイトル『WASEDA CIRCULAR CLOSET』
提案者    小町 優奈さん

エネルギー賞 副賞:Amazonギフトカード10万円分 + ふくしまギフト

エントリーNo.60
タイトル『Wa-Post ~投函するだけ、スマート廃棄~』
チーム  『Funny Tails』  松尾恒成さん、栗原嵩寿さん、沼尾岳歩さん

CNデザイン賞 副賞:Amazonギフトカード10万円分 + ふくしまギフト

エントリーNo.54
タイトル『Wase-Eco-Eat 早稲田大学から始まるお得にフードロス削減!』
チーム  『東京ゑ里帰〜s』  江澤康太さん、河田鈴菜さん、藤本みのりさん

イノベーティブ賞 副賞:Amazonギフトカード5万円分 + ふくしまギフト

エントリーNo.23
タイトル『WASERIDE(早稲ライド)』
提案者   松尾 典晟さん

TEPCO特別賞(5組) 副賞:ふくしまギフト

エントリーNo.35
タイトル『Solar Carport ~所沢キャンパスの駐車場を活かした再生可能エネルギーの活用』
チーム  『森林環境科学研究室』  TAO ZHUOERさん、蕪木智大さん

エントリーNo.1
タイトル『WASEDA PASS —日常にこっそりサステナブルを仕込むポータルアプリ—』
提案者 矢野 創大さん

エントリーNo.39
タイトル『早稲田型VPP事業化構想』
チーム  『コペンハーゲン』  丹一貴さん、袴田悠一郎さん

エントリーNo.42
タイトル『モリンガのフル活用:食から始まる体験学習
機会の提供』
チーム    『MORING』  中浦史晶さん、村田華蓮さん、竜本典子さん

エントリーNo.50
タイトル『早稲田の紙様』
チーム    『Sastainova』  一橋優介さん、森田オリザさん

 

この日のプレゼンターは、金子奈々恵次席研究員(スマート社会技術融合研究機構)が担当しました。

 

審査員は、早稲田大学、東京電力ホールディングス、日建設計より以下7名が務めました。
早稲田大学理工学術院 教授/早稲田大学WCANS 所長/スマート社会技術融合研究機構 機構会長 林泰弘
早稲田大学理工学術院 教授/スマート社会技術融合研究機構 機構長 田辺新一
早稲田大学WCANS 副所長/政治経済学術院 教授 下川哲
東京電力ホールディングス(株) 執行役員 経営技術戦略研究所長 佐藤 育子
(株)日建設計 執行役員 エンジニアリング部門 設備設計グループ・代表 宮坂 裕美子
WCANS・准教授 犬束 学
WCANS・准教授 天沢 逸里











会場には出場者のご家族、ご友人、企業関係者など多くの観客が応援に駆けつけました。
各出場者は10分の持ち時間を存分に活かし、学んでいることや自分なりの考えに基づき提案内容を発表しました。質疑応答の時間には、審査員からの鋭い質問、アイデア実現のためのアドバイスなどもあり、活気と笑い声が響くコンペとなりました。

 

昨年に引き続き、第2回目の開催となったアイデアコンペティションですが、参加者からは『次回も参加したい』との前向きな声が多く寄せられ、今後の展開が期待されるイベントとなりました。また、忙しい学生生活の中でエントリーし、アイデアを提案してくださった学生の皆さんに、この場をもって改めてお礼申し上げます。

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