統合循環型ものづくり実現のための革新的分離濃縮技術開発(3期目)

統合循環型ものづくり実現のための革新的分離濃縮技術開発(3期目)
Posted
Wed, 29 Apr 2026
  • 研究番号:26P17
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2026年04月〜2029年03月

代表研究者

所 千晴 教授
TOKORO Chiharu Professor

創造理工学部 環境資源工学科
Department of Resources and Environmental Engineering

URL:http://www.tokoro.env.waseda.ac.jp/

研究概要

 資源循環型社会の構築は、カーボンニュートラルの実現とも深く関係し、持続可能な開発目標(SDGs)の12番目の目標に明記されるように、世界的な課題の1つとなっている。また、リニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの転換は、様々な業界からも注目を集めている。現在における資源循環の技術的なボトルネックは、多種多様な金属・樹脂・セラミックなどの材料を組み合わせて作られた製品から、各素材を高効率かつ選択的に分離および回収できないことにある。 

 本プロジェクトでは、新規電気パルス法やマイクロ波加熱などの選択的加熱法を軸として、多種多様な製品から短時間・省エネルギーでより高い経済的価値の素材を回収できる革新的な分離濃縮技術を開発する。また、それらの技術がコスト、環境負荷、資源効率の観点から最適であることをライフサイクル全体で確認し、これまでにない機能の再利用を含む柔軟なライフサイクルオプションの選択を可能とすることによって、新しい資源循環ループ創出に欠かせない資源の分離回収技術の基礎検討および社会実装を目指す。さらに、本研究により確立した資源分離技術から逆算して、これに適した易分解設計をものづくりに根付かせるべく、あらかじめ分離プロセスによる資源循環を想定した製品づくりに資する接着材や接着構造の開発に展開する。 

年次報告