Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

コミュニケーション文化差の神経相関の検出及び言語獲得への影響の検討

Neural correlates of cultural differences in communication and their impacts on language acquisition
  • 研究番号:21P02
  • 研究分野:interdisciplinary
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2021年04月〜2024年03月

代表研究者

酒井 弘 教授
SAKAI Hiromu Professor

創造理工学部 英語教育センター
Center for English Language Education

URL:http://www.blit.sci.waseda.ac.jp/member.html

研究概要

本プロジェクトは、日本学術振興会科学研究費・特別推進研究「アジアと欧米:コミュニケーションの文化差から言語の獲得過程を探る(研究代表者:馬塚れい子・理化学研究所脳神経科学研究センターチームリーダー)」の一部として、コミュニケーション文化差の神経相関を検出するとともに、検出された相関が言語獲得の過程にどのような影響を及ぼすかを探るものである。
具体的には、(1)脳磁図(MEG)及び機能的核磁気共鳴画像(fMRI)を使用した脳機能計測実験を実施して、日本、中国、韓国等いわゆる”Interdependent Culture”を背景とする言語話者と、欧米を中心とするいわゆる”Independent Culture”を背景とする言語話者の意味処理における文化差に相関する神経活動を検出する。そして、(2)検出された神経活動が、言語獲得にどのように影響を及ぼすのかを検討する。
研究成果は、幼児の母語発達、児童及び成人学習者の非母語学習に文化差が及ぼす影響を明らかにするという学術的意義を有する。さらに文化差を考慮に入れた言語発達支援プログラム、言語教育カリキュラム開発などに応用する社会的価値が見込まれる。

年次報告

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