Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

高性能光学ポリマーの創製と屈折率制御(2期目)

Development of High Performance Optical Polymers and Control of Refractivity
  • 研究番号:21P07
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2021年04月〜2024年03月

代表研究者

小柳津 研一 教授
OYAIZU Kenichi Professor

先進理工学部 応用化学科
Department of Applied Chemistry

URL:https://oyaizu.myportfolio.com/

研究概要

本プロジェクト(2期目) は,代表者らが見出した原子屈折の大きいII価硫黄を高濃度に含有する非晶質・熱可塑性ポリマーを幅広く展開し,鎖間相互作用力によるバルク構造の精密制御に基づいてLorentz-Lorentz式から予想される超高屈折率を実現すると共に,これを斬新な高機能光学樹脂として展開することを目的とする。その突破口として,鎖間に水素結合を導入すると従来限界を超えた屈折率(nD値) が可視域の高い透明性と共に達成されることを新物質ヒドロキシPPSの実例(図1) から掴んでいる。これまで確立してきた機能材料予測を可能とするマテリアルズ・インフォマティクス(MI)に関する独自の方法論(新聞5紙報道)と,界面制御によるポリマーへの無機酸化物ナノ粒子複合化(図1) を組合せ,有機物では類例ないnD値(>2) を実現する。酸素消費と水副生のみで重合する安全性と環境合致の利点を際立たせ,簡便な成型プロセスにも適合する高い経済性と潜在的社会ニーズをもった革新的有機材料として定着させることを目指す。

年次報告

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