Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

細血管系への治療機器留置により生じる三次元ひずみ分布の定量計測法の開発

Development of a method for measuring three-dimensional vascular strain induced by endovascular medical devices
  • 研究番号:20C06
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:奨励研究
  • 研究期間:2020年04月〜2021年03月

代表研究者

坪子 侑佑 理工総研が募集する次席研究員
TSUBOKO Yusuke Researcher

理工学術院総合研究所 岩崎清隆研究室
Waseda Research Institute for Science and Engineering

URL:https://w-rdb.waseda.jp/html/100001581_ja.html

研究概要

低侵襲であることから近年増加している経カテーテル大動脈弁や冠動脈ステントといった血管内治療機器では、病変血管内における機器展開時の生体血管との力学的均衡が重要となるが、そのバランスが崩れれば血管破裂や周辺神経の障害をもたらす。 

本研究では、流れの可視化に用いられる粒子画像流速計測法を応用して、微小蛍光粒子を添加した透明弾性血管モデルへの機器留置時のひずみ分布を高精度に定量化する手法を確立する。また、計測系の発展により冠動脈ステントのような細径の治療機器評価にも適応可能な空間分解能を実現し、血管内治療機器におけるリスク分析や適正使用に資する情報を臨床現場へ提供することを目的とする。

昨年度構築したシングルカメラでの次元断面におけるひずみ分布計測技術を、2-4の高速度カメラを用いた複数同時高速動画撮像系へと展開し、内径3 mm程度の細血管モデル対しても高い空間分解能得られる三次元ひずみ分布計測の実験系構築を目指す。

 

年次報告

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